高木豊氏、侍ジャパン・井口資仁新監督に期待も日本球界に怒り「ピッチクロックをやらないと通用しない」
WBCで浮き彫りになったピッチクロックへの対応。高木豊氏は対策を進めない日本球界に怒りがあるようで…。

元横浜大洋ホエールズの高木豊氏が24日、自身のYouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』に出演。野球日本代表「侍ジャパン」の新監督就任と、日本球界の課題について持論を展開した。
■ 井口新監督の「発言力」を懸念
動画では撮影当時侍ジャパンの次期監督候補に挙がり、25日に正式就任が発表されたロッテ元監督の井口資仁氏についてトーク。
高木氏は「これからやらなきゃいけないことは山積み。井口監督になったときに、どれだけの影響力というか、発言力があるのかなっていうのがちょっと心配」とコメントした。
■ ピッチクロック未導入に憤り
懸念の理由について高木氏は、「井端(弘和)監督が苦しんだのは、選手も含めてピッチクロックの問題と統一球の問題だったと思う」と指摘。
日本のプロ野球がいまだにピッチクロックを導入していないことに触れ、「間に合うのかなっていう。日本の野球を見てると、明らかにボールを持ってる時間は長いよ。それが短縮になったときに自分のリズムになるのか、そういう不安を抱えることがないようにしてあげないといけない」と持論を展開した。
■無策のNPBに苦言
さらに高木氏は「井口監督も言っていると思う。ピッチクロックやらないと、絶対日本のピッチャー、バッターも含めてこれ通用しませんよ」と分析。
続けて「そこら辺をどうするのかとか。WBCであれだけ、ピッチクロックに苦しんだピッチャーたちがいて。バッターもそうだけど、もう帰ってきて何1つ発表になってないという。このへんをどうするのか」と対策を講じていない日本野球界に苦言を呈していた。
■アトランタ五輪で銀メダル獲得
井口監督は25日に記者会見で正式に就任を発表。任期は2028年のロサンゼルス・オリンピックまでで、まずは来年のプレミア12で出場権を勝ち取る戦いに臨む予定だ。
侍ジャパンの指揮を執る井口監督は青山学院大学時代に今岡誠氏、松中信彦氏、谷佳知氏らとアトランタ・オリンピックに出場し、銀メダルを獲得。さらにMLBも経験しており、アメリカの野球に精通しているという強みがある。
期待の一方で今季のWBCで敗因といわれたピッチクロック対策は、全く進んでいない。シーズン終了後に何らかの動きがあると思われるが、「無策」ではさらに世界に差をつけられてしまう可能性も否定できない。




