高木豊氏、阪神戦で大敗も巨人・橋上監督代行の”驚きの采配”に感嘆 「この采配はあっぱれだと思ったよ」
阪神タイガースに大敗した読売ジャイアンツ。高木豊氏はそれでも橋上秀樹監督代行の采配を称賛する。

元横浜大洋ホエールズの高木豊氏が9日、自身のYouTubeチャンネルを更新。9日の試合で阪神タイガースに大敗した読売ジャイアンツ・橋上秀樹監督代行の采配を称賛した。
■8失点の則本を5回まで投げさせる
高木氏は9日の巨人対阪神戦で、橋上監督代行が8失点した先発の則本昂大を5回まで投げさせた采配について「生え抜きの監督じゃないだけに、『だよな』っていうところがあった」と指摘する。
続けて「巨人に生え抜きの監督だったら、必ず則本をもっと早く降ろしてるね。5回まで投げさせてるんだよ、8失点されながら。巨人はね、負ける試合、投げる試合を作っちゃいけないっていう伝統があるのよ。3回に3点取られてると思うけども、その途中で絶対ピッチャー差し込んでるよ」と分析した。
■「橋上、やるなと思った」
さらに高木氏は「それをやらなくてもうこのゲームは静観してた。これで負けるんだったら、もう仕方ないって。無理に追ったらリスクを背負う。ほかの球団はやることなんだよ。でも巨人はそれはあんまりやらないんだよね」と解説。
また、「ましてや伝統の一戦ということだったら、やっちゃいけないことなんだけども。なんか今日見てて『橋上、やるな』と思った。度胸が据わってるなと思ったよ。代えなかったということは」と采配を称賛した。
■采配に「あっぱれ」
橋上監督代行が則本を降ろさなかった理由について、野村克也元監督が執っていた作戦であることを指摘し、「勝つときはリスクを背負ってもいいけど、負けるときは絶対リスクを背負っちゃいけない。そういうことは頭に叩き込んでるんだと思うよ」と分析。
続けて「無理して追わなかった。だから負けて、俺はこの采配というのはあっぱれだと思ったよ。それはやっていかないと選手が疲弊し始めるから」と持論を展開していた。
■交代させる手もあったが…
9日の試合では則本が2回に前川右京に逆転2ランホームラン、3回にも佐藤輝明と大山悠輔にタイムリーを浴び、5失点。まだ早いイニングということもあり、投手を交代し失点を食い止める策もあったが、5回まで続投させた。
巨人は来週14日から9連戦を控えているだけに、投手を疲弊させたくないという狙いもあったようだ。9日は大敗したものの、まだ首位阪神とは1ゲーム差の2位ということを考えれば、目先を捨てて9連戦に備えるという作戦もありなのかもしれない。




