都内エレベーターの危険すぎる挙動に「死人が出るぞ」と驚きの声 府中市に「異変の原因」聞いた
東京・府中本町のエレベーターが、まるでタワー・オブ・テラーのように危険な挙動をしていると話題。府中市は「建替えに向けた検討を進めている」と、説明する。
現代の生活に無くてはならないエレベーターだが、地震などの非常時には決して乗ってはならない。
現在X上では、都内で発見されたエレベーターの挙動が「あまりに危険すぎる」と話題になっているのをご存知だろうか。
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■「マジで人死ぬぞ」と驚きの声
ことの発端は、とあるXユーザーが12日に投稿した一連のポスト。
「まじで人死ぬぞこれ」という物々しい1文から始まる投稿には、スマホカメラで撮影された動画が添えられており、上昇したエレベーターが上階に上がり切らず、小刻みに上下運動を繰り返す様子が確認できた。

ポスト本文は「アトラクションじゃないしやべーよこれ。府中本町駅の改札外のエレベーターは絶対使わないように!マジで人死ぬ。さっきまでは2階着くときに10センチぐらい上いってたし、いつロープ切れるのか分からん」と、続いていた。
■「タワー・オブ・テラーじゃん」と話題
どう見ても正常ではない動作を繰り返すエレベーターの様子は瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「タワー・オブ・テラーじゃん」「見たことない動きで、怖すぎる」といった驚きの声が続出。
また、当該のエレベーターを利用した経験があるという人からは、「これ数カ月前に乗ったけど、小さなタワー・オブ・テラーだった」「このエレベーター、数年前から挙動不審だったんだよな。明らかにカゴ停止してないのに扉開したり…マジで危険」といった証言も寄せられていた。
確認したところ、当該のエレベーターはJR府中本町駅の改札を出て、左に進んだ場所にある「本町プラザ エレベーター」と判明。

そこで今回は、エレベーターを管理する府中市に、詳しい話を聞いてみることに。
■市は「過去3年で同様の不具合無し」
エレベーターが見せた挙動について、府中市「都市整備部管理保全室」の担当者は「当該エレベータは油圧駆動式です。今回の事案では、油圧システムのオイルがスムーズに流れずに挙動が不安定となり、これを検知して安全装置が作動して緊急停止したものと、保守業者より報告を受けています」と、説明している。
万が一、緊急停止の際に乗客がいた場合については「保守作業員が到着するまでの間、一時的に内部に閉じ込められることも想定されます」と、回答していた。
過去にも類似・同様の事象が見られたかという質問に対しては、「当該エレベータには遠隔監視システムが備えられており、異状を検知した場合には自動的に通報され、保守作業員が現場を確認し、必要な作業を実施する体制となっております。過去3年程度の間では、今回と同様の不具合は発生しておりません」との回答が得られている。
■現在は運転再開したが、建替えも検討中
エレベーターの現状については、「6月12日21時過ぎ(前出のポスト投稿とほぼ同時刻)に異常を検知し、保守作業員が現場確認・点検作業を実施し、油圧システムのオーバーホール、消耗部品の交換等を行いました。安全を確認するための試験運転を実施した後、6月13日22時半頃に通常運転を再開しました」と、説明している。

今後の対応について、市は「引き続き法定の定期検査や毎月の定期点検を行い、適切にメンテナンスしていきます。なお、当該エレベーターは設置年数を踏まえ、現在は建替えに向けた検討を進めております」ともコメントしている。
18日に記者が現地を確認したところ、エレベーターの挙動には何ら不自然な部分はなく、通常の使用が行われていた。なおエレベーターに搭乗した際、建替えが検討されるべき年季を感じている。
日常生活でエレベーターの挙動に違和感を覚えたら決して乗らず、ドア付近に記載された管理者へ通報・連絡してほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




