博多大吉、白熱する“推し活ブーム”運営側へ苦言 「お金のにおいが…」「俺本当に嫌」
「推し活」と「オタ活」の違いについて語った博多大吉。ブームに便乗する運営側の意図を推測し、「もうちょっとお財布的に優しく」と切実な思いを語った。

お笑いコンビ博多華丸・大吉の博多大吉が3日、TBSラジオのPodcast番組『大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!』に出演。「推し活」と「オタ活」の違いや、現在のエンタメ業界のビジネス手法について持論を展開した。
■白熱する推し活に「心配はしていた」
大吉は、昨今の推し活ブームについて、「好きなもので人生を豊かにしましょう」という軽い動機から始まるため、“簡易的なオタク”を生み出しているのではないかと分析する。その結果、限定グッズなどを買い漁る動きが加速し、「本当に手にすべき人に届かなくなってる、本当はいなきゃいけない人の席が取られてるんじゃないかって心配はしていた」と話した。
一方で、自身のような「オタ活」勢については「人生をそれに捧げる。それはやむなし」と語り、カルチャーに人生を捧げる覚悟のある「オタ」と、ライトに楽しむ「推し」との間には明確な線引きがあるとした。
■女性のプロレスファンに思うこと
現在、大吉が愛してやまない「プロレス」にも大きなブームが到来しており、客層にも変化が起きている。
最前列を陣取り、高性能なカメラで選手を撮影する若い女性ファンが急増している現状に対し、「(自分のような)ジジイが最前列で見るより、女の子にワーキャー言われながらやってるほうが(選手も)楽しいと思う。それはもちろん分かってる」と理解を示す。
「ただ、心配になるの。この子って10年後いるのかなって。いつかこの子、目覚めない? って。芸人もそうやけど、結婚した途端にパッといなくなるから。それが心配なの」と口にした。
■運営側へ苦言「お金のにおいが…」「透けてる」
さらに、一時のブームに便乗してライト層から過剰に搾取しようとする、運営側のビジネス姿勢にも言及する。「最近お金のにおいがめっちゃしてきて。『推し活』って言えば、ファンが来るんじゃないかって(運営側の意図が)透けてる」とズバリ。
グッズの「ランダム仕様」「ガチャガチャ」について、「俺本当に嫌だもん。今のガチャガチャ高すぎない?」と述べ、「推し活の人には、もうちょっとお財布的に優しくしてほしい」「僕とかみたいに、オタ活にはいくら使わせてもいい。けど、同じようなことを今熱上がってる人にはすんなよ」と伝える。
最後に大吉は、プロレスの試合で最前列にいる若いファンについて「俺たちに前の席をよこせよってことじゃないの。次回もいてよ! って思う」と述べた。
「次回もいてよ!」という言葉には、プロレスへの愛が詰まっている。新しいファンが定着して文化として残ってほしいという、これ以上ない愛のある警鐘だと思う。
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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)




