MLB中継で解説者の“配慮ある一言”に反響 「会社でありがち」「いい言い換えを知った」
MLBの中継で、解説を担当した斎藤隆氏の何気ない一言に“言葉のプロ”が注目。「言い方ひとつで空気が変わる」と称賛が相次いだ。

歌人・俵万智氏が7日、公式Xを更新。MLBの試合中継で、解説を担当した斎藤隆氏の“配慮ある言葉”について言及した。
【今回の投稿】“配慮ある言葉”に「いいなあ」
■「柔らかな表現」
俵氏は、「大リーグ中継、解説の斎藤隆さんが『さっきも言ったように』ではなく『さっきも聞いてもらったように』と言っていた」と言及。
その斎藤氏の言葉使いに、「同じことを繰り返す時の、柔らかな表現、聞き手への配慮、いいなあ」とつづった。
俵氏が見ていたのは、NHK−BSで中継が行われた、ロサンゼルス・ドジャースとトロント・ブルージェイズの一戦とみられる。
■「会社でありがち」「こう返せばよかったのね」
俵氏の投稿に、ユーザーは「『さっきも言ったように』は悪意はないんだろうけどナイフで心を突き刺す感じ受けるんだよなぁ」「会社でありがち」「『さっきも言った通り』という上司に、この爪のアカを煎じて飲ませたい」と反応。
さらに、「いい言い換えを知った。使っていきたい」「これ良い言い方ですよね。すごく勉強になります」「『言った』は自分主体だけど、『聞いてもらった』は相手主体。あー、こう返せば良かったのね」「同じ内容でも、言い方ひとつで空気が変わる」と納得の声も。
斎藤氏の言葉に気付いた俵氏に、「やっぱり言葉のプロって感性がすごいな」「自分が言葉を扱うプロに褒められたら昇天する」「斉藤隆さんも素敵ですがそれを良いと思える俵万智さんもすごくステキだと思いました」といった声も見受けられた。
■人柄に称賛の声も
斎藤氏は横浜大洋ホエールズ(現・横浜DeNAベイスターズ)を経て、2006年より、ロサンゼルス・ドジャースやボストン・レッドソックスなどMLB5球団でプレー。2012年に東北楽天ゴールデンイーグルスと契約し、日本球界に復帰した。2015年に現役引退後、サンディエゴ・パドレスでインターンとして編成業務に携わり、アドバイザーに就任。2020年からは東京ヤクルトスワローズ、ベイスターズでコーチを務めた。
ファンからは、「めっちゃ凄い選手やったのに、それを感じさせない柔らかい人柄」「現役時代の熱いピッチングも最高でしたが、解説でのこういう細やかな優しさも素晴らしいですね」と称賛の声もみられた。
確かに、同じ意味であっても、言い方ひとつで相手への伝わり方が変わってくることもある。4月になり、新社会人や転職などで初めましての人と関わることも多いこの時期。咄嗟にこういった配慮ができるように心がけたいところだ。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。




