お弁当づくりで前日から炊飯セットはNG? じつは食中毒のリスクも…管理栄養士が警鐘
じつは春の時期こそ気を付けるべき食中毒のリスクが…。お弁当を作り始める人も多いこの時期、改めて注意したいところだ。

4月からの新生活が始まり、お弁当を作るという人も増える時期。前日から準備する人も多いが、思わぬリスクを招くことも…。
3日放送の『Nスタ』(TBS系)では、この時期に気をつけたい食中毒について特集した。
【今回の動画】春の食中毒に注意
■やりがちな“NG習慣”
食中毒というと、気温が高くなる夏に増えるイメージがある。
しかし、管理栄養士の渥美まゆ美氏によると、低温や乾燥を好むノロウイルスなどのウイルス性の食中毒は冬から春にかけて注意が必要。20℃以上で活性化する大腸菌や黄色ブドウ球菌などの細菌性の食中毒は春から夏の時期に注意が必要とあって、春こそ食中毒のリスクに気を付けるべきとのことだ。
そこで番組では、ついやりがちな、食中毒にまつわる“NG習慣”について取り上げた。
■「予約炊飯」のリスクは…

お弁当に炊き立てのご飯を詰めるために、前日の夜に「予約炊飯」をする人も多いが、たとえば「とり五目ご飯」を入れようと、米と鶏肉や油揚げなどの具材を入れて予約するのはNG。
予約炊飯をすると、鶏肉や油揚げ、ニンジンといった生の食材を常温の状態で朝まで置いておくことになる。細菌やウイルスが繁殖する恐れが考えられるため、予約炊飯はしないようにする。
■作り置きにも注意
また、冷蔵庫で保存しておいた作り置きのおかずをお弁当に入れることもあるが、冷蔵庫から出してそのまま詰めるのもNG。必ず、一度加熱してから詰めるようにする。
75℃で1分以上の加熱が推奨されるが、井上貴博アナウンサーは「感覚として、専門家がおっしゃるのは、お皿でチンで温めた場合は、お皿の下を触って『熱っ』っていうぐらい。このくらい温めてほしいということでした」と説明した。
このほか、冷凍のおかずを保冷剤代わりに入れるというライフハックもあるが、これも、自然解凍で食べられるように作られた専用の冷凍食品であれば、衛生管理がされているため問題ないが、それ以外のものなどの場合には注意が必要とのことだ。
■「意外」「温めた方がいいんだ」
この注意喚起に、視聴者からは「『食中毒=夏の高温多湿の時期』というイメージがあるので、冬~春に多いのは意外ですね」「1回温めて入れる方が危なそうなのに温めた方がいいんだ」と驚く声が。
「炊き込みご飯の素のパッケージにしっかり『予約機能を使って炊飯しないでください』って書いてあると思うんだが」との指摘や、「ミニトマトやイチゴのヘタを取り除かないで弁当箱に入れると、食中毒になるよ。ヘタを取ってから流水で洗ってね」と呼びかける人もみられた。
新年度、新学期の始まったこの時期。よいスタートを切るためにも、お弁当の衛生にはしっかり気をつけたいところだ。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。




