ロッテ・サブロー監督が9回裏の好機で下した「決断」に賛否… ホークス戦で起きた“まさかの幕切れ”
サブロー監督の作戦「セーフティスクイズ」が物議を醸している。

5日に行われた千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークス戦で、1点ビハインドの9回裏にロッテのサブロー監督が指示した作戦が物議を醸している。
■1アウト3塁1塁でセーフティスクイズ
1点リードされた9回裏、ロッテはソフトバンクの松本裕樹を攻め、1アウト3塁1塁のチャンスを作った。
ここで打席に友杉篤輝が入ると、初球からバントの構えをして、投手を揺さぶる。2ボール1ストライクから松本がボールを投げると、友杉がバント。この球が大きく弾み、ホームベースからほぼ動かず、ワンバウンドで捕手の谷川原健太がキャッチした。
■併殺で試合終了
通常のスクイズの場合、サードランナーは投球した瞬間にスタートを切るが、セーフティのためバントを確認してから髙部瑛斗はスタートを切る。しかし打球はうまく転がらず、谷川原がキャッチした時点でサードランナーは三本間で止まってしまった。
捕手から追いかけられた高部は挟まれると、タッチを逃れようと大きくラインを超えてしまい、アウトが宣告される。さらに1塁ランナーは挟まれる間に3塁を目指したが、到達することができず、アウト。最悪のダブルプレーとなり、ソフトバンクが勝利した。
■バントが正面で弾んでしまう
当該の場面では1塁ランナーを盗塁させ、2塁に進塁させて併殺の可能性を消してから打者に打たせるケースや、そのまま打たせる、スクイズ、ダブルスチール、サードランナーをスタートさせて叩きつけるエンドラン、友杉に代打を出すなどの作戦が考えられた。
サブロー監督はサードランナーの高部が俊足で、バントが転がってからスタートを切っても十分にホームに帰ってくることができるという判断から、セーフティスクイズの作戦を選択したものと見られる。
しかし、友杉のバントが不幸にもホームベースの正面で弾んでしまったうえ、高部は1塁ランナーが3塁に到達するまで粘ることもできなかった。
■作戦にファンから批判
この作戦に一部ファンから「これはひどい」「打たせるべきでは」「代打を出すべきではなかったか」と疑問の声が上がる。またサブロー監督が「作戦は間違っていなかった」と話したことにも批判がある。
一方で「真ん中のボールをバントできなかった友杉の責任」「スクイズ自体はおかしくない」などの意見も上がっている。
仮にセーフティスクイズが決まっていれば、1点取ってなお2アウト2塁の状況だった。高部は脚が速く、転がれば1点は入っただけに、バントが高く弾んだことが悔やまれる。




