入社式会場に置かれた工事看板 「ご迷惑」の代わりに掛ける物が「絶対良い会社」と話題に

重機レンタル会社・ 新光重機が入社式会場に工事看板を設置。その内容が「素晴らしすぎる」と、話題を呼んでいる。

2026/04/03 10:45

胸にたくさんの期待を秘めた新社会人だが、同じくらい不安を抱えているもの。それ故に、社会人1日目となる入社式は、非常に重要なイベントである。

現在X上では、重機レンタル会社「新光重機」入社式の様子が「素晴らしい」と話題になっているのだ。


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■入社式会場になぜ工事看板が…?

注目を集めているのは1日、同社Xアカウントが「本日は入社式」と綴ったポスト。

こちらの投稿には工事現場で見かける立て看板、いわゆる「工事看板」の写真が添えられているのだが、よく見ると…。

新光重機・入社式
画像提供:新光重機

看板には「入社式をしています」と大きく表示されていたではないか。さらに「発注者 新光重機株式会社」「施工者 採用担当者一同」といった具合に、元ネタである工事看板の要素を見事に活かした小ネタが随所に確認できたのだ。

さらに、工事看板の決まり文句となった「ご迷惑をお掛けします」というフレーズの上にはテープが貼られ、「ご期待をお掛けします」と修正されているのも、ニクい演出である。

新光重機・入社式
画像提供:新光重機

当該のポストは瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「これを見ただけで、良い会社だと分かる」「真面目にふざける会社、大好き」「ユーモアがあって素晴らしい」「4月1日の企業のポストはこういうので良いんだよ。エイプリルフールに無理に乗っからずに」など、称賛の声が相次いでいた。

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■エイプリルフールのネタ?→ガチで設置していた

一方で、投稿日が4月1日ということもあって「エイプリルフールのネタでは?」と感じた人もいるようだ。そこで今回は、話題のポストを投稿した新光重機に事実確認を行ってみることに。

新光重機・入社式
画像提供:新光重機

確認したところ、話題の看板は「実際に設置されたもの」と判明。

設置の経緯について、同社の代表・中尾謙一郎氏は「過去の入社式でも工事看板風の看板を設置しており、5年前の2021年が初めての設置でした。当時はコロナ禍ということもあり、学生たちも色々と大変だったと思います。そこで、少しでも楽しく働いてほしいと思い、何かできないかと考えた結果、この看板を作りました」と、振り返る。

続けて、「そこから話題にして頂く機会も増え、毎年設置を続けていたところ、同じように入社式工事看板を設置される企業を見かけることも増え、大変嬉しく思います。建設業界や、建機レンタル業界を、みんなで盛り上げるキッカケになっていたら嬉しいです」と、笑顔で語ってくれた。

入社式の主役・新入社員からの評判も上々で、昨日入社したばかりの同社新入社員からは「この会社に入って良かった」「緊張がほぐれる」「ユニークだと思う」「建設業界と関わるからこそできること」などの感想が得られている。

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■新光重機ってどんな会社?

新光重機
画像提供:新光重機

今回の取材に応じてくれた新光重機は、千葉県11拠点170名の規模で、建設機械のレンタルを行っている企業。

扱っている機械はショベルカーやブルドーザーなどの重機から、発電機や草刈機などの小物まで「建設現場で扱う機械を一通り揃えている」という。

新光重機
画像提供:新光重機

中尾氏は「ダンプカーの足回りがクローラー式になったキャリアダンプを多数保有しているなど、様々な特殊な重機を持っている点が強みとなります。近年は建設現場の人手不足対策として、ICT建機も積極的に導入しており、2024年には『法転マスター』という、斜面の締固めを管理するシステムも独自開発もしております」と、自社の強みについて語ってくれた。

新光重機・キャリアダンプ
画像提供:新光重機

建設現場も企業も、まずは「足場」をしっかり固めることが大切。建設機械に携わる同社だからこそ、新入社員にとっての第一歩となる「入社式」の重要性を、理解していたのだろう。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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