池袋ポケセンストーカー殺人、博多刺殺事件と「よく似た構造」 現実的な“身を守る手段”は…弁護士が言及
東京・池袋のポケモンセンターで起こったストーカー殺人事件について、岡野タケシ弁護士が、2023年の事件との類似点を指摘し、自衛手段について言及している。

アトム法律グループ創業者で弁護士の岡野タケシ氏が27日、公式Xを更新。26日に東京・池袋の「ポケモンセンターメガトウキョー」で、店員の女性が刺殺された事件を受け、ストーカー被害の“自衛手段”について言及した。
【今回の投稿】「法律にも警察にも限界はある」だからこそ身を守る手段は…。
■元交際相手による犯行
報道によると26日午後7時すぎ、店内のレジカウンターにいた店員の女性が首など複数個所を刺された。刺した男も自分の首を刺した。いずれも意識不明の重体で病院に搬送され、病院で死亡が確認された。
警視庁巣鴨署によると、刺した男は女性の元交際相手。ファストフード店の同僚として1年近く交際したが、別れた後も付きまとい行為があるとして、女性が警察にストーカー被害を相談。男はストーカー規制法違反容疑で逮捕されていた。
男は銃刀法違反(所持)容疑、性的姿態撮影処罰法違反(盗撮)容疑でも逮捕され、今年1月に略式起訴。罰金を納めて釈放されていた。
■対策しても「それでも…」
岡野氏は、「絶望しかない」「経緯を知れば知るほど、そう感じると思う」と投稿。警察への相談や、警察の見守りなど、ストーカー被害にまつわる制度のなかで「やれることをすべてやっていた」とし、「それでも、命を奪われた」とつづる。
ただ、憲法で保障された「自由」のため、事件を起こす前の人物を拘束し続けることができないことに言及し、「これが、自由主義の憲法を採用しているこの国の宿命でもある」と記した。
■2023年の事件との類似点
この投稿に、ユーザーから「じゃあどうやって防げばいいんですか? 殺されちゃったらただ運が悪かったってだけ?」と疑問の声も寄せられた。
岡野氏は「どうすればストーカーから逃げ切れるのか。池袋ポケモンセンターのストーカー殺人事件。2023年の博多駅前ストーカー殺人事件とよく似た構造がある」と指摘。
「どちらも元交際相手による犯行。被害者は警察に相談していた。法的な手も打たれていた。それでも殺された」と言及した。




