老舗の万年筆店、突如ホームレスになったことを報告 「日本の貴重な職人が」「何があったの」動揺広がる…
100年の歴史を持つ老舗万年筆店の店主が、「ホームレスになった」と報告。突然の報告にユーザーの間では心配や動揺が広がるなど波紋を呼んでいる。
東京・文京区の老舗万年筆店「川窪万年筆店」の川窪克実氏が25日、公式Xを更新。「ホームレスになりました」と報告し、波紋を呼んでいる。
【今回の投稿】突然の報告に「一体何があったの」「仕事があるのになんで…」驚きの声
■「万年筆店はもうありません」

川窪氏は、今月19日までは、通常通りに万年筆やボールペンに関する投稿をしていたが、25日早朝にXを更新すると、リュックと傘、スーツケースの写真を投稿。
「先週から娘共々にホームレスになりました。万年筆店はもうありませんので千石に来て頂いても何も出来ませんし売れません済みません(原文ママ)」と突如として報告した。
「とりあえず手持ちのマネーが尽きるまで首都圏を放浪中。仕事は膨大にあるのに人生最大に凹む」とつづる。
現在のところ、何があったか具体的なことは明かしていないが、「暫くノマドかな」ともつぶやいている。
■「メンタル最悪ですね」返信
この報告に、ユーザーからは「修理でお預けした私の万年筆は、どうなりましたか?」と質問が寄せられ、川窪氏は「修理品お預かり品は全て安全な場所に退避しております。色々お待たせして済みません」と返信。
「いつの間に…」との声に「体ひとつあれば仕事は出来ますので問題なし。ただしメンタル最悪ですね」と返している。
■「どういうこと?」動揺広がる
他のユーザーは「働く意欲も能力もある人が住む家がないってどういうこと?」「一体何があったの」「仕事があるのになんで…」「100年の老舗が娘さんと共にホームレスに…」「日本の貴重な職人さんが」と動揺。
「東京都の制度があります。一度相談されてみてはいかがでしょうか」「役所に相談されては?」と勧める人も。
「突然の報告に言葉が出ませんが、技術と情熱がある限り、また再起できると信じてます」「まずは娘さんと温かい場所で休んでください。応援してる人はたくさんいます!」と励ます声もみられた。
■100年の歴史を持つ老舗
店の公式サイトによると、川窪万年筆店は1926年(昭和元年)に創業。菊池寛や宇野千代ら名だたる作家の愛用品の修理や調整を手がけた。
店頭でのペン先の調整や万年筆の修理、フルオーダーの万年筆の製造などを請け負っており、NHK大河ドラマ『いだてん』などのドラマや映画にも、同店の万年筆が小物として登場しているとのことだ。
店の公式サイトでは「2025年6月より新店舗での応対です」と告知されていたが、「お知らせ」は同年7月で更新が止まっているようだ。
何があったかは不明だが、貴重な技術を持つ職人だけに、今後が気にかかるところ。一日も早く事態が好転し、心穏やかに過ごせる日が来ることを願うばかりだ。今後の動向や公式からの続報を待ちたい。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。




