NPBにピッチクロック・ピッチコムは不必要? 元エースが声荒げ大反対「いらん」「つまらない野球になる」

今年のWBCでも初採用されたピッチクロックとピッチコム。NPBへの導入を反対する元投手は、代替案を提示する。

元北海道日本ハムファイターズ投手の岩本勉氏が23日、YouTube『岩本勉チャンネル』に出演。NPBへのピッチクロック・ピッチコムの導入について、反対意見を述べた。

【今回の動画】岩本氏は声荒げ大反対


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■今年のWBCで初採用

ピッチクロックは試合時間短縮のためにメジャーで導入されたもので、制限時間内に投球をしない場合、1ボールが宣告される。打者も制限時間が設けられ、違反すると1ストライクが科される。

ピッチコムはサイン交換の際に用いられる電子機器。投手と捕手がそれぞれ装着し、どちらかが球種のボタンを押して伝達する。

両ルールは今年の野球世界一決定戦ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で初採用され、ピッチクロックはNPBの2軍でも試験導入された。

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■導入したら「つまらない日本の野球になる」

1軍にも必要か? という質問に岩本氏は「ピッチクロック、ピッチコム、いらん! なんや! 人間同士がルールのなかで人間臭く戦っているところに、デジタルを入れるのは、あまりにも多すぎる!」と声を荒げる。

サインを出すタイミングは選手の「センス」であり、「慌てさすな」とコメント。「日本の野球はベースボールに追いつこうと頑張ってきた文化があり、メジャーのパワーを何で上回るかといえば“作戦”。その作戦の時間を奪ったら、全然つまらない日本の野球になる」と持論を述べた。

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■代替案「ハーフスイングをもっと…」

岩本氏は単に反対するだけでなく、試合時間を短縮するための具体的な代替案も提示。「ハーフスイングをもっと強く取ったほうが野球の試合は早くなる! ここはハーフスイングになるんやったら打ちにいこうってなるから。ファーストストライク、セカンドストライクから打ちにいくって」と中途半端なスイングを厳密に取ることで、打者が積極的に打ちに行く文化を作る。

極端にテンポの悪い選手に対しては、リーグ側から注意や罰金などの制裁を与えればよいのではと私見を披露した。

野球をベースボールの模倣にするのではなく、日本独自の面白さを守るべきという岩本氏の考え。今後のプロ野球のあり方を考える上で重要な視点となりそうだ。

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