古田敦也氏、ルール改正を緊急提言 “気づけば後進国”である日本の現状に「入れなきゃしょうがない」

侍ジャパン準々決勝敗退の理由のひとつに挙げられるピッチクロック。古田敦也氏の見解は?

古田敦也
Photo:sirabee編集部

元東京ヤクルトスワローズ監督の古田敦也氏が20日、YouTube『フルタの方程式』に出演。NPBにピッチクロックを導入するよう提言した。

【今回の動画】古田氏がピッチクロック導入を提言


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■敗退原因は「ピッチクロック」

古田氏は侍ジャパン敗退の要因とされる打者・投手の時間制限ルール「ピッチクロック」について「日本は消極的とまでは言いませんけど、すぐ導入するという感じはない」と指摘。

そのうえで「もう国際ルールになったから、僕は入れなきゃしょうがないんじゃないかなと思っているタイプなんですけど。毎年国際大会あるし、多分このルールのままやることになると思うんで」とNPBにも導入するよう提言した。

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■導入による利点を解説

ピッチクロックの利点には「放映権を売るためには、長いよりも短いほうがいい。アメリカは、ピッチクロックになる前、3時間半ぐらい1試合平均あったところが、3時間ぐらい。3時間を切ったり、30分ぐらい短縮されている」と解説。

さらに「小さくしたほうがパッケージとして、コンテンツとしては売りやすいってこともあって。日本もいずれ、入るんじゃないですかね」と予想した。

また投手負担については「ピッチャーに負担があるから怪我が多くなるんじゃないか、これは、向こう(メジャー)でも未だに言われています」と紹介。その上で「(投球までに)15秒っていうのはさすがに早いかなと僕は思います。だからまあ、ランナーいなくて18秒、ランナーいて20秒とか。段階的にいかないと慣れてこれないんで、始めてもいいんじゃないかな」と提案した。

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■2023年にMLBが導入

MLBは2023年にピッチクロックを本格導入し、その時点で2026年のWBCでも採用されることが確実視されていた。

日本では社会人野球の都市対抗野球大会や日本選手権などの主要大会、一部独立リーグが採用しているが、WBCに選手を送り込むNPBは採用を見送り続けた。

一部解説者からは「このままではWBCで勝てない」という声も出ていたが、反対意見も多いことや、2023年の世界一もあり、ネックになると見られていなかったようで導入しなかった。

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■一部選手は導入を訴え

今回の侍ジャパンを見ると、ピッチクロックがすでに導入されているMLB所属選手が成績を残し、近藤健介や牧秀悟らNPB所属選手は不調のまま終わった。WBC終了後、菅野智之や中村悠平など出場した選手が導入を訴えていることから、導入に潮目が変わる可能性はある。

ただし「日本には日本の野球がある」「なんでもアメリカに合わせるな」「間を楽しみたい」「面白くない」などの意見もあり、実現性は不透明だ。

オリンピックやWBCなど世界大会では必ず採用される見通しのピッチクロック。独自性を継続するのか、世界で勝つ道を選ぶのか。日本野球が岐路に立たされている。

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【今回の動画】古田氏がピッチクロック導入を提言


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■執筆者プロフィール

佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治

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