武田一浩氏、過去最強…のハズだったWBCアメリカ代表が敗退した理由を指摘 「そういう部分」

アーロン・ジャッジ、ブライス・ハーパー、カイル・シュワーバーなど最強メンバーだったWBCアメリカ代表。なぜ、優勝でなかった?

WBC2026
Photo:Sirabee編集部

元日本ファイターズ選手で野球解説者の武田一浩氏が20日、YouTube『武田一浩チャンネル』に出演。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、アメリカ代表が豪華メンバーを揃えながら、準優勝に終わった要因を分析した。

【今回の動画】武田氏がアメリカが優勝できなかった理由を語る


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■「過去最強」も準優勝に終わる

ホームラン王経験者のアーロン・ジャッジ、ブライス・ハーパー、カイル・シュワーバーなど豪華メンバーが顔を揃え、「優勝間違いなし」とまで言われながら、準優勝に終わったアメリカ代表。

スタッフから優勝できなかった理由を質問された武田氏は「例えばスクーバルが決勝で投げたら勝てたんじゃない? 結局、出るとか出ないとか、その辺に問題があるんだよ」と「挙党態勢」が取れていなかったことを挙げた。

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■慢心や奢りがあったか

同氏はさらに「アメリカは自分たちが強いと思って、やっぱ足元をすくわれる部分もあったと思う。日本も、前回チャンピオンだから、勝てるだろうぐらいに思ってる部分もあったからさ。そこはやっぱり、油断は禁物だよね」と慢心も指摘。

スタッフが「アメリカはイタリアにも負けている」と今大会予選を回顧すると、武田氏は「絶対はないけど、勝たなきゃいけないメンバーを揃えたけども、勝てなかった。慢心とか奢りとか、そういう部分があったね」と分析する。

また、準決勝まで進んだイタリアについて「3年後、侮れない相手になるんじゃない?」と語っていた。

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■一次リーグで敗退危機

アメリカ代表は1次リーグで3連勝したものの、MLB所属選手で構成されたイタリアにまさかの敗北。しかもデローサ監督が予選敗退の可能性を認識していなかった模様で、敗退の可能性がかなり強い状況だった。

幸い、イタリアがメキシコにも勝利したため、2位で1次リーグを通過。準決勝ではドミニカ共和国との「MLBオールスターより豪華な試合」ともいわれた決戦をナショナル・リーグのサイ・ヤング賞投手ポール・スキーンズと164キロ右腕、メイソン・ミラーの好投でしのぎきり、決勝に駒を進めた。

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■スクーバルが先発していれば…

決勝ではベネズエラにリードを許したが、8回に不振だったブライス・ハーパーの同点ホームランで追いつく。9回はミラーを投入する選択肢もあったが出すことはなく、勝ち越しを許して敗北した。

武田氏が指摘したように、アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞投手であるスクーバルが決勝で先発していれば、ベネズエラ打線を抑え込んでいた可能性が高く、優勝していたかもしれない。またミラーを使わなかった背景には所属球団から「同点では出すな」と条件をつけられていたといわれている。

アメリカが敗れたことや、WBCが人気コンテンツとなったこともあり、開催時期をシーズン中にする案が浮上している。2023年に続き決勝で屈辱を味わったアメリカだけに、次回は「超本気」で臨む可能性が高い。

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