武田一浩氏、次回WBC「相当苦しい」と日本野球に警鐘 “2つのこと”で他国との「差がでてくる」
次回以降のWBCに向け、武田一浩氏がNPBに独自提言。「このままでは厳しい」とも…。

野球解説者の武田一浩氏が20日、YouTube『武田一浩チャンネル』に出演。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で準々決勝敗退に終わった侍ジャパンとNPBに警鐘を鳴らした。
■変えることは「2つ」
武田氏は侍ジャパンの今後について「次回大会のために、日本が今からやらなきゃいけないことは、ボールを変えることと、ピッチクロックを導入すること。これをしっかりやっていかないと、3年後にはメジャーの選手はもっと慣れていて、日本との差がでてくると思う」と提言する。
とくにボールについては、「NPBも考えないと。世界統一であれば、ボールが『滑る・滑らない』はなくなるわけでしょ。それがいいと思うんだけど、皆さんはどう思ってるのかね? 俺は昔から言っていた」と指摘。
話を聞いたスタッフも「日本が負ける前からおっしゃってましたね。野球ぐらいですよね、違うのは」とコメントした。
■WBCは「人気コンテンツになっている」
第1回のWBCに投手コーチとして参加した武田氏は「難しい問題だけど、ワールド・ベースボール・クラシックが人気コンテンツになっている。まあお客さんの入り方も、1回目とは断然な違いがあって、もう今、野球の世界一を決める国際大会になっている。もうオリンピックじゃない」と語る。
スタッフも「中南米のチームとかも、応援すごかったみたいなお話よく聞きますよね。Netflixも応援の音が大きすぎて切ってたと。客席からの応援を入れないようにしてみたいですね」とコメントした。
■リリーバーが育たないと苦しい
最後に大会全体を振り返り、スタッフがイタリアやパナマ、コロンビアなど「レベルが上っているのでは。日本が倒さなければいけない相手が多くなった」とスタッフは指摘する。
すると武田氏は「大変だよ。リリーバーが育たないと、次の大会も相当苦しいかも」と警鐘を鳴らしていた。
■過去最低の成績に終わる
今回のWBCで侍ジャパンは1次リーグを4連勝し、連覇への期待が高まったものの、最終的に優勝したベネズエラにトーナメントで敗れ、過去最低の成績に終わった。
ベネズエラ戦はNPB所属の中継ぎ投手が打たれてしまったが、完敗というわけではない。また、佐々木朗希や千賀滉大、今井達也、松井裕樹など出場していないMLB所属投手も多く、その選手が出場していれば、流れが変わった可能性はある。
ボールの変更やピッチクロックについては利権や反対意見もあり、早期の変更は難しいと見られる。まずは「挙党態勢」を築くことが、重要かもしれない。




