立川志らく、お笑い賞レースの“新しい審査方法”提言もネット賛否 本音は「点数ではなく…」

『M−1グランプリ』で5年間、審査員を務めた立川志らく。「1番良い」と推した“お笑い賞レース審査方法”は…。

■「感覚だけで点をつける」に異議

漫才師日本一決定戦『M−1グランプリ』で5年間、審査員を務めた志らく。『M−1』を含め、現在の賞レースの主流は審査員1人100点満点で採点する方式だが、これに異議を唱える。

「事前にスタッフから得点の基準の説明はないはず。つまり審査員が感覚だけで点をつけるわけで、悪い言い方をすればなんとなく90点、かなり面白かったら95点。トップバッターが不利と言われるのはトップに高得点をつけちゃうとその後がつけづらい。例えばトップに100点入れたらその後、もっと面白いのが出てきたときに困る。だからトップに100点はありえない。これって不健康じゃないですか?」とつづる。

その上で、「フィギュアスケートのようにしたら?」と持論を投稿した。

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■「審査員も炎上しないし出場者も納得」

「フィギュアは技術点と総合点から転倒などの減点を差し引いて決めている。技術点には技の難易度、出来栄え、総合点は五項目の芸術点が。それらの合計点」と説明。

賞レースの審査員も「なんとなく」で採点するのではなく、「ネタの構成力、笑いの多さ、現代性、巧さ、そして審査員の好みの5項目をそれぞれ10点満点。それを倍にして、更に時間オーバー分を差し引いて合計点にしたらどうだろう?」と記す。

「さすれば審査員もあまり炎上しないし、出場者もかなり納得するんじゃないかなあ。問題は審査員の点の見せ方。あまりに多いと見る側が混乱する。後々ネットで発表してもいい」とポストした。

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■審査をめぐる本音「本当はね…」

SNS上では「それは本当にそう」「フィギュアスケートの採点方法の導入! これ期待する!」「前から思ってたんだけど、100点が上限じゃなくていいんじゃない?」「全員終わってからまとめて点数発表でいんじゃねってずっと思ってる」「まぁそうなるとみんな『高得点を取れる漫才』を目指しちゃうからなー。審査基準は明確になるけど、型にはめて採点するのがお笑いにとっていいことなのかどうなのか」とさまざまな意見が。

これに志らくは「本当はね、たけしさんと松本人志さんとさんまさんと高田文夫先生が審査員で、こいつらが1番面白い! と言うのが1番良い。点数ではなくて誰に面白いと思われたか。落語の大会だっだら、談志ひとりに面白いと思われたらそれだけで自分としては優勝。他の人の評価はいらない」と私見を並べた。

「笑い」という抽象的な芸術をどこまで数値化すべきか。『M−1』の重圧を知る志らくの提言は、今後のお笑い界に一石を投じることになりそうだ。

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