WBCアメリカ対ドミニカ戦、連続した“疑惑の判定”に批判殺到 デレク・ジーターも「見ていて辛い」
事実上の決勝戦という声もあったアメリカ対ドミニカ共和国戦。審判の判定に、ファンはがっかりしたようで…。

日本時間の16日に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝、アメリカ対ドミニカ共和国の審判に批判の声が集まっている。
■4回裏に微妙な判定
試合はドミニカ共和国が1点を先制したものの、アメリカが4回表に2本のホームランで逆転に成功した。
その裏ドミニカ共和国は1アウト1塁2塁のチャンスで、カミネロがショートゴロ。アメリカのウィットジュニアがセカンドに送球すると、トゥラングが捕球後にボールを落としてしまう。
オールセーフで満塁と思われたが、セカンド塁審は「完全捕球の後、送球時に落とした」と判断し、アウトを宣告。かなり微妙なプレーに思えたが、プホルス監督はチャレンジを要求しなかった。
■最後のシーンで再び物議を醸す判定
その後、ドミニカ共和国はチャンスがあったものの、一本が出ず9回裏へと突入。抑えのミラーが164キロのストレートを武器にドミニカ打線を封じるも、1アウトからロドリゲスが出塁する。
2アウト3塁となり、打席に入ったペルドモはファールで粘り、3ボール2ストライクに。ここでミラーは低めの変化球を投げ、ペルドモは自信を持って見逃すも、ストライクの判定。アメリカが勝利した。
■ネット上で批判の声
WBC公式Xは試合終了後、最後のシーンを動画付きで投稿。画面に表示されているストライクゾーンの枠を下回る地点で捕手がキャッチしている様子が映っており、「明らかにボールだった」「どうやったらそんなミスができるんだ」と怒りの声が相次ぐ。
一方で「ホームベース通過時はストライクだった」「これは打者がカットするべきだった」「微妙だしストライクでもいい」などの意見も上がっている。
見解が分かれているが、元ニューヨーク・ヤンキースのデレク・ジーター氏は「次回のWBCではABS(ロボット審判)が導入されることだろう。ああいう形で試合が終わるのは、見ていて辛い」と苦言を呈した。
■公平性に疑問の声
WBCについてはアメリカの試合をMLBの審判が担当することや日程、組み合わせなど「公平性が担保されていない」という批判がある。
第1回では審判のボブ・デービッドソンがアメリカ有利な判定を繰り返し、猛批判を浴びたのは周知のとおりだ。
過去最強のメンバーを揃えたドミニカとアメリカのハイレベルな勝負だっただけに、少々残念なラストだと感じた人も多かったのではないだろうか。




