日本代表を打ち砕いたベネズエラの“逆転3ラン” その時の「3塁ランナー」の動きを下柳剛氏が指摘
侍ジャパンの連覇を阻んだベネズエラ。下柳剛氏が語る「勝利した理由」とは。

阪神タイガースなどでプレーした下柳剛氏が15日、YouTubeチャンネル『柳に風』に出演。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンに勝利したベネズエラ代表の野球を称賛した。
■ベネズエラの走塁を称賛
下柳氏は侍ジャパン対ベネズエラ戦を振り返り、「ジャパンはスモールベースボールって言われていて、足を絡めたりしていくのが持ち味なんやけども、逆に(日本に)隙があったらベネズエラが先の塁、隙があったら先の塁と行かれていた」と指摘。
続けて「ベネズエラが走塁をしっかりやってたっていうのが、調子の良さの要因にもあるんじゃないでしょうか」と解説した。
■3塁ランナーの動き
さらに伊藤大海からアブレイユが逆転3ランを打ったシーンを振り返り、「ランナーが3塁にいたんだけど、誰がどう見てもホームランやろうっていう当たりでも、サードランナーはしっかりタッチアップでベースに戻って、ホームランを確認してからホームインしていた」と指摘。
「そういう走塁とかも、しっかりやれるようになった。パワーもあってそういう細かいこともしっかりやれるようになって、この強さじゃないんでしょうかね」とベネズエラの「走塁」を称賛した。
■落ちるボールを見極めていた
打撃陣については「ベネズエラが結構スプリット、落ちるボールを見極めていた」と変化球をしっかりと見極めていたことに言及。
過去に大塚晶文氏やダルビッシュ有、大谷翔平とWBCで優勝した際、最後のボールは全てスライダーだったと指摘し、「スライダーが少なかったような気がする。フォークよりもコントロールのしやすいスライダーっていうのも、もう少し投げたら良かったのかな」と語っていた。
■日本対策を練っていたか
今回、ベネズエラ代表の打線は侍ジャパンの投手に対し、3ホームランを含む10安打を放った。その要因のひとつに、打者が低めの落ちるボールに手を出さなかったことを指摘する解説者が多い。
ベネズエラはMLBで実績ある選手が揃っていたが、アレックス・ラミレス氏、ロベルト・ペタジーニ氏などNPBで大成功した選手も多い。また、巨人に所属したヘラルド・パーラもコーチとして帯同しており、情報を得ていた可能性も。
また、ミゲル・カブレラコーチはMLB通算3,174安打、511本塁打の大打者で、広角にホームランを打てることでも知られていた。能力の高い選手たちがモチベーション高く、侍ジャパンを徹底研究していたことが、8得点で勝利した要因かもしれない。




