武田一浩氏、WBCベネズエラ戦前から抱いていた起用術の“不安”告白 「監督経験がないと…」
ベネスエラに8失点を許して負けた侍ジャパン。その要因を武田一浩氏が分析した。
■試合前から「継投」を不安視
侍ジャパンがベネズエラが敗れた要因について武田氏は「始まる前から、ピッチャーがどうなんだというのはあった。やっぱりそこが出ちゃったな」とこの試合で8失点した投手陣に言及。
3番手の隅田知一郎がマイケル・ガルシアに1点差に迫られるツーランホームランを打たれ、次の回に交代したことに触れ「あのホームランで見限っちゃったのがちょっと、もったいないなと。続投ならまた違った展開になったんじゃないかなと思う」と解説した。
■「監督経験がないと…」
継投の難しさを武田氏は「こればかりは、結果だから」と前置きしたうえで、「小久保裕紀監督のときもそうなんだけど。監督経験がないと、そういうところは出るのかな。そういうイメージがある」と指摘。
スタッフは「経験があっても難しいような展開でしたね」とつぶやくと、「そうそう、あっても難しいと思うし。どれが正解かというのは本当わからない。タイミングよく代えられたら、それはいい采配なんだけど」とコメントした。
■たまたま運がなかった
逆転ホームランを浴びた伊藤大海については「踏ん張りきれなかった。監督やコーチが見ている目っていうのは、伊藤、隅田、種市って選手を使ったからね。それで全然いいと思うけど、やっぱり使い方が難しい」と解説。
続けて「そこにはピッチングコーチの助言もあるだろうし。一概に悪いとは思わないんだけど、たまたま運がなかった」と冷静に語っていた。
■ベネズエラの強力打線に屈する
対戦相手のベネズエラはロナルド・アクーニャ・ジュニアやルイス・アラエス、エウヘニオ・スアレスなどMLBで実績のある選手が並んでおり、かなり強力な打線だった。
エースの山本は4回2失点で試合を作り、打線も森下翔太の3ランで5対2と優位に立ったが、隅田知一郎と伊藤大海が失点し、逆転を許した。
NPBはピッチクロックが導入されておらず、メジャー経験のない日本球団所属投手がMLB所属打者に対して「どこまで通用するか」が鍵とみられていた。今回は力をまざまざと見せつけられる結果となり、非常に残念だ。





