オードリー・若林正恭、初の小説は最近の“ある傾向”に対抗して? 思い吐露「とにかく、おじさんに…」
自身初の小説『青天』がヒット中のオードリー・若林正恭さん。最近の小説で、女性作家が書きがちな“あの場面”が執筆のきっかけとなったそうで…。
■28万部の大ヒット
2月に初の小説『青天』(文藝春秋)を上梓した若林さん。これまで数々のエッセイでヒットを飛ばしてきた若林さんが、初めて挑戦した小説ということもあり、すでに28万部のヒットを記録するほどの話題作となっています。
物語の舞台は1999年。アメフト部に所属する高校3年生の主人公が、部活を引退した後、宙ぶらりんな生活を送るなか、再びアメフトと向き合おうとすることで起こるさまざまな出来事を描いた青春小説です。
■舞台設定が“1999年”のワケ
小説のなかには、1999年頃に流行した「ノストラダムスの大予言」「MDウォークマン」「ラルフローレンのカーディガン」など、懐かしいワードが多数登場します。なぜ舞台設定を1999年にしたのか聞かれると「とにかく、おじさんに『懐かしい』って言わせたいっていう一心で書いた」と若林さん。
「俺ぐらいのおじさんが読む本て、あんまないなっていう思いがここ3、4年してて」と、最近の小説に対する思いを吐露し「あんまりちょっと、言いづらい話なんですけど」と濁しつつ、小説における“とある傾向”について語ります。
■女性作家の小説に必ず登場?
それは「キレキレの現代を書ける」若い女性作家の小説を読んでいると「必ず、『おじさんが嫌い』な場所が出てくる」というもの。聞き手の女優・鈴木保奈美さんもすかさず「今ね、おじさんが日本一居場所がないって言われてますからね」と笑って返します。
若林さんは、具体的な作家名やシーンについて言及はしなかったものの「ファッションセンスがきれいな女性小説家の本読むと、必ず『おじさんが嫌いなんだなー』って思う場所が出てくる」と言います。そして「おじさん、とくに40代50代が読むものを」との思いから、小説を執筆したと明かしました。
■「とにかく書こうって」
また、若林さんは「(おじさんたちは)気合と根性めっちゃ否定されてるだろうから、その人たちが『間違ってなかったよね』と思えるようなものを、とにかく書こうって一心で」とも語ります。もっとも、最後には「でも書き終わった後に『みんな(小説家の)池井戸潤読むからいっか』って思ったんですけど」と人気作家の名前を出し、笑いを誘いました。
筆者も若林さんとは同世代なので、懐かしのワードに思わず反応してしまいました。これからも『青天』がたくさんの“おじさん”たちに響くといいなと思いました。
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(文/Sirabee 編集部・大島 あひる)





