吉井理人氏、WBC井端監督の投手起用に苦言 「先発ピッチャー軽く見てる」「故障しないか」
WBC日本代表・井端弘和監督の投手起用。前回大会で投手コーチを務めた吉井理人氏は「多分サブロー監督も茶の間でひっくり返ってると思います」と語る。

元千葉ロッテマリーンズ監督の吉井理人氏が10日、YouTube『パワプロ・プロスピ公式チャンネル』に出演。野球世界一決定戦ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表・井端弘和監督の投手起用についてコメントした。
■強化試合での急遽登板に…
今回は、同日行われた日本代表とチェコの試合を解説。先発の高橋宏斗投手が5回途中で降板すると、吉井氏は2月27日に行われた中日ドラゴンズとの強化試合での出来事を口に。
この対ドラゴンズ戦、9回に登板した大勢投手は2死を奪ったところで足がつり降板。急遽高橋がマウンドに上がっていた。
高橋はレギュラーシーズンでは先発投手とあって、吉井氏は「強化試合のときも、大勢が足つったときに、急遽高橋宏斗が出てきたんですけども。先発ピッチャーってあんなことやったことないんで、本当はさしちゃダメなんですよね」と語る。
■投手起用に苦言「軽く見てる」
前回大会で日本代表の投手コーチを務めた吉井氏。井端監督の投手起用に思うことがあり、「今回見てたら割と、先発ピッチャーにそれ大丈夫? みたいな起用があるんで。元ピッチングコーチとしては、故障しないかドキドキしますよね。 この後シーズンがあるんでね」とコメントした。
WBC用の采配だとしても「それにしても先発ピッチャーを軽く見てるっていうか。そういう感じがする。いつでもいけるでしょみたいな」と述べる。
また、ロッテのエース候補として期待される種市篤暉投手が連投したことついても「びっくりしましたけどね。 多分サブロー監督も茶の間でひっくり返ってると思います」と話して笑わせた。
■不調を恐れる12球団の監督
最後はユーモラスに語ったが、本音は笑いごとではないはず。代表で故障したり燃え尽きたりして、シーズンで不調に陥ることを最も恐れているのは、12球団の監督。その気持ちを代弁したようにも聞こえた。
井端監督の勝利への執念も理解できるが、吉井氏のような実戦経験豊富なコーチ経験者があえて公の場で苦言を呈した意味を、首脳陣は重く受け止めるべきではないだろうか。




