大地震経験者が明かした「1日前に戻れるならやる対策」 いま見直したい備え1位とは
大地震経験者が語る「やっておきたい対策」とは。『林修の今知りたいでしょ!』で話題を呼びました。

東日本大震災の発生から、今年で15年。
2月19日放送の『林修の今知りたいでしょ!』(テレビ朝日系)では、大地震を経験した44名に「地震の1日前に戻れたらどんな対策をしますか?」と質問。その答えから見えてきたのは、後回しにしがちな“備え”の大切さでした。
■「1日前に戻れたら」1位は家具の転倒防止
停電への備えやラジオの用意、ガソリンを満タンにしておくこと、携帯トイレや食料、水の備蓄などが挙げられた中、1位は「家具などの転倒防止」。
能登半島地震を経験した向面さんは「色んな物が倒れて足場がなかった。タンスなど倒れた物の上を登っていた」と振り返り、「家具の固定」をしておけばよかったと話します。
阪神・淡路大震災を経験した末吉さんは洋服ダンスの下敷きになったそうで、金具で固定しておけばケガをしなかったと振り返りました。
■突っ張り棒は“壁側”に取り付けるのが正解

家具を固定すると、ケガ防止につながるだけでなく、避難経路の確保にも役立ちます。
現在では、“突っ張り棒”をはじめとした転倒防止グッズが販売されていますが、取り付ける位置が非常に重要です。番組では、手前、真ん中、壁側の3択クイズが出題され、林修先生が「手前」と答えて不正解でした。
正しい取り付け位置は「壁側」で、家具の重心移動を抑えて転倒しにくくなるとのこと。一般社団法人防災機器検査協会がYouTubeチャンネルで公開している検証映像でもその違いを確認できます。
■公的機関も「両端の奥側」が基本と案内
内閣府や東京消防庁、家具メーカーの案内によると、家具固定用の突っ張り棒は家具の両端の奥側に、垂直に設置するのが基本です。
さらに、天井や家具に十分な強度があるか確認し、必要に応じて当て板で補強することも重要。内閣府は、ストッパーや滑り止めなどと併用すると効果が高いと案内しており、突っ張り棒だけに頼らない使い方が勧められています。
■約4割が「災害に何も備えていない」
実際、備えの大切さが語られていても、十分に行動できていない人は少なくありません。Sirabee編集部が2023年に全国10代~60代の男女905名を対象に実施した「災害への備え」に関する意識調査では、「十分に備えている」と自信を持って回答したのは全体のわずか3.5%でした。

一定の用意はしている「ある程度」「防災袋はある」が合計70.0%で、36.5%が「何も備えていない」と回答しています。
大きな災害はいつ起こるかわからないからこそ、日頃の備えをあらためて見直しておきたいところ。家具の固定や備蓄など、後回しにしがちなことから少しずつ整えておくことが、いざというときの安心につながります。
筆者は家具の転倒防止まではやっていなかったので、これを機に対策しようと思いました。
■執筆者プロフィール
二宮新一:Sirabee編集部員。年間700本以上のエンタメニュース、グルメ・レシピ、商品レビュー記事を執筆。
芸能人愛用のグッズやインフルエンサーおすすめグルメ、料理研究家のレシピなど、気になる情報をわかりやすく届けるのがモットー。記事を通じて「読んでよかった」と感じてもらえる瞬間を大切にしています。
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(文/Sirabee 編集部・二宮 新一)
調査対象:全国10代~60代男女905名(有効回答数)




