じゃがりこ、災害時の非常食に活躍するアレンジレシピが話題 カルビーは「お湯無しでも作れる」
実は「非常食」としてのアレンジレシピが存在する『じゃがりこ』。カルビーは「災害時でお湯が使えない場合でも作れる」と、説明する。
■非常時に大活躍の『じゃがりこ』

先日X上にて、とあるユーザーが投稿した「カップ麺とじゃがりこ間違えて持ってきた事に気づいた瞬間の一枚」という内容のポストが話題に。
どうやら登山の際、パッケージの形状からカップ麺と間違えて『じゃがりこ』を持ってきてしまったようで、哀愁を感じさせる現地の写真に様々な声が寄せられていた。
中でも「じゃがりこをお湯でふやかすと、ポテトサラダみたいになりますよ」「避難時にじゃがりこのマッシュポテト作ったら美味しかった」など、『じゃがりこ』のアレンジレシピに関するポストが多数確認できたのだった。
同レシピは非常時にも活躍するようで、被災経験があるユーザーからは「東日本大震災直後の小売ではなかなか食糧が入手しづらくて、その頃近場のドラッグストアで唯一不定期に入荷されてたのがじゃがりこだった。お湯か水さえあればマッシュポテトにできるので、本当に助かりました。非常食として超優秀」という体験談も寄せられている。
■ポテトサラダになる理由があった
このように、お湯をかけるとポテトサラダになる『じゃがりこ』だが、読者諸君はその秘密をご存知だろうか。
『じゃがりこ』公式Webサイト「じゃがりこチャンネル」では、「その秘密は、じゃがりこの製造工程にあります。じゃがりこは工場で製造する過程でまず、生のジャガイモからマッシュポテトを作り、それをスティック状に成形してフライしています」「もともとがマッシュポテトなので、お湯を入れると、マッシュポテトに戻るというわけですね」と、説明している。
作り方は非常に簡単で、まずは『じゃがりこ』を耐熱容器に移してお湯115cc(目安)を注ぐ。としてラップ等でフタをして3分ほど蒸らし、『じゃがりこ』を潰しながらよく混ぜる。
最後に好みでマヨネーズやブラックペッパーなどを入れ、更に混ぜれば完成。

また、当該のアレンジレシピについてカルビー広報に話を聞いたところ、「じゃがりこのカップは耐熱容器ではなく、火傷などの怪我に繋がるため、カップに直接お湯は入れないでください」「災害時などお湯が使えない場面では水でもふやけますが、時間がかかります」との補足が得られている。
■「知っていた」回答が過半数
今回改めて注目が集まった『じゃがりこ』のアレンジレシピ、果たして世間的の知名度はどれくらいなのだろうか。

以前、Sirabee編集部が全国の10~60代の男女617名を対象にアンケート調査を行ったところ、『じゃがりこ』にお湯をかけるとマッシュポテトになることを知っていたのは、全体の60.1%と判明。

過半数の人が認知しており、特に女性にその傾向が強いようだ。なんと、男性の「知っていた」回答割合が46.7%であるのに対し、女性の回答割合は76%と、30ポイントもの差が生じている。

なお、実際に「マッシュポテトにした」経験については、「経験あり」という回答は全体の17.2%と、大きく減少。

10〜30代は3割前後が「作った経験あり」と回答しているが、年代が上がるにつれて経験者の割合が顕著に小さくなっている。調理経験に関しても、男性より女性の方が割合が大きいようだ。
こうした知識は「知っている」だけでなく、実際に行動に移して真に理解できるもの。ぜひ一度トライしてみてほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
対象:全国10代~60代男女617名(有効回答数)
グラフの割合は数点以下第2位を切り捨てているため、合計しても必ずしも100とはならない。




