スーパーで買い物中に地震発生、必ず置いてある物が「頼れる盾」に早変わり 防災のプロも「強度がある」と推奨

スーパーで地震に巻き込まれた際、意外な活躍を見せるのが買い物カゴ。階段の踊り場や、柱の近くに避難するのも重要である。

2026/03/11 04:45

買い物カゴ
Photo:秋山はじめ/Sirabee編集部

東日本大震災の発生から、今日で15年。全国的に防災に対する意識が高まっている。

今回は、スーパーやショッピングモールでの買い物時、地震に巻き込まれてしまった際の対応について紹介したい。


関連記事:手軽で便利なので… 約4割が”増えた”と感じている「買い物」の方法とは?

■買い物時、地震が起こったら…

3日、漫画家・大塚志郎氏が「ショッピングモールで地震が起きた時に助かる5つの知識」と題した漫画を、Xより投稿。

作中では買い物でショッピングモールにやって来た主人公一行が、地震に巻き込まれてしまう。

そして被害状況のシーンに合わせ、「地震の時やその後はしばらく立体駐車場には近づかない」「買い物カゴは頭を守る」「そばの柱近くでしゃがみ頭を守る」「天井からの落下物、高所の陳列商品、ガラス製のショーケースや棚、それらからは離れる」「デパートで最も危険な場所は天井の高いスペース」といった情報が、その理由と併せて紹介されていったのだ。

関連記事:予算オーバーになる場合も… 約6割が「スーパーでの買い物」でしがちな失敗

■じつは頼れる買い物カゴ

大型スーパーでは売り場の広さを確保するため天井を高くし、柱の数を減らしがち。そして見栄えを考えて展示物を高く積み上げる傾向があることから、震災時の危険に対し、慢性的な課題を抱えているという。

今回特に注目したいのが、非常時における買い物カゴの有用性。

「あんなに軽い物を被っても、何も変わらないのでは…」と疑問に感じた人も多いと思うが、じつは東京都発行の「東京防災」でも「買い物かごなどをかぶり、身を守ります」と紹介された実例を持つほど、有用な存在なのだ。

買い物カゴ
Photo:秋山はじめ/Sirabee編集部

東京海上日動火災保険の「防災・減災情報サイト」でも「スーパー等の買い物かごは意外にも強度があります。それをかぶるだけでも頭を守る効果があります。とにかく頭を守ることが大切です」と説明し、「買い物かごを頭にかぶってうずくまる」行動を推奨している。

大塚氏の漫画ではショッピングカートの下に潜り、頭部を守る様子も描かれており、こちらのテクニックも買い物カゴと合わせて覚えておきたい。

被害規模も恐ろしいが、地震が何よりも恐ろしいのは「いつ起こるか分からない」という点。様々なシチュエーションで地震に遭遇することをシミュレーションしておくのは、非常に重要である。


関連記事:安いからつい… 約6割が「セール」での買い物で”やらかして”しまうこと

■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

・合わせて読みたい→手軽で便利なので… 約4割が”増えた”と感じている「買い物」の方法とは?

(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

【Amazonセール情報】ココからチェック!