中東情勢悪化に伴い、有名大学が続々と“異例の呼びかけ” コロナ禍に続く悲運に同情の声も…
卒業旅行シーズンを迎え、中東情勢の悪化を受けて各大学が異例の呼びかけ。中東のみならず、ヨーロッパへの旅行にも影響が出ており、嘆く声も。

3月の春休みシーズンには、卒業旅行などで海外へ行く人も多いなか、中東情勢の悪化を受け、各大学が続々と異例の呼びかけをしていることが、Xでも話題となっている。
■渡航中止を呼びかけ
明治学院大学は4日、公式サイトで「中東地域への渡航の中止および注意喚起について」として、「現在、中東情勢の急変に伴い、外務省および文部科学省より強い警戒が呼びかけられています。学生・教職員の皆様は自身の安全を第一に対応してください」と注意喚起。
甲南大学も同日、「現在、中東地域の緊張が高まっています」として、「イラン、イスラエル、サウジアラビア、バーレーン、カタール、クウェート、UAE、シリア、ヨルダン、オマーンに滞在している甲南大学生・院生・教職員」を対象に、安否などを大学に知らせることを呼びかけ。中東周辺に滞在している学生に向けて身の安全をはかるように注意するとともに、今後渡航を予定している学生には「中東地域への渡航は中止してください。また帰国を含む移動の際には経由地とならないよう留意してください」とした。
中央大学でも、「イランへの渡航は『中止』してください」として、イランと周辺国に滞在中の学生に、安否を知らせるよう呼びかけている。
■卒業旅行を予定する人も
なお、外務省は5日、クウェート、サウジアラビア(東部)、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦、オマーンの6ヶ国について、危険情報をレベル3の「渡航中止勧告」に引き上げた。
卒業旅行を予定している学生も多いとみられ、Xでは「トルコに行くつもりです! なんかおすすめの場所とかあったら教えてください!」といった投稿もみられる。
なお、トルコではイランからのミサイルが飛来し、NATOの部隊が迎撃したことが明らかになっており、「やめた方がよいかも」「大丈夫?」と心配の声もあがった。
■「たびレジ」登録を呼びかけ
実際に中東の周辺諸国で足止めされている学生もみられるが、Xでは「中東経由で旅行してた人とか卒業旅行の人とか足止めされて色々言ってるけど、『現地大使館が何もしてくれない』は違うと思う。そもそも、あなたがそこにいるって把握できるようにしてる? 旅レジとかちゃんと登録してる?」との声も。
自民党の草間剛衆議院議員も、「外務省は邦人保護、空路の状況把握と関係者への情報提供に万全を期するという観点から、イラン周辺の中東諸国に渡航されている『たびレジ』登録者や、在留届の提出者の方に対して、現地の安全情報やフライトの運航状況の最新情報を、在外公館より随時発信しています」と説明している。




