『ドラクエ7』リメイク、最大の黒歴史・恐怖のムービーが超進化 「本当に良かった」と称賛相次ぐ

「夢に出てきそう」と酷評を浴びた『ドラクエ7』恐怖のムービー。リメイク版では大幅な改良を遂げ、ユーザーから驚きの声が上がっている。

2026/02/25 18:00

ゲームの進化は、グラフィックの進化。何十年にも渡り、新作ハードにて新作ゲームが出るたびにゲーマーは「これ、もう実写じゃん!」と、その進化に驚いてきたのだ。

しかし中には、そんなグラフィックの「黒歴史」にカウントされてしまった迷作も少なくない。


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■悪い意味で印象に残るムービーも…

今回注目したいのは、2000年にプレイステーション用ソフトとしてリリースされた『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』(以下、『ドラクエ7』)におけるワンシーンである。

当時は、現代では当たり前になっているテレビゲーム演出における本格的なアニメ映像や、3Dムービー実装の黎明期。時代の流れを受け、『ドラクエ』でも本作より、そうした演出に踏み切った。

しかしその評価は決して高いものではなく、中でも神を復活させるためにユバール族の踊り子が舞い、楽師が曲を奏でるシーンは「恐怖(呪い)のムービー」として語り草になっているほど。

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■「恐怖のムービー」って何だ?

こちらは物語における非常に印象的、さらには人物こそ変われど、作中二度に渡って演出が施される重要なシーンである。

にも関わらず、あまりに中途半端なCG故にキャラクターの動きが不自然となり、立体化されたキャラの表情が笑顔のまま全く変化しないという、かなり不気味な仕上がりとなってしまった。いわゆる「不気味の谷現象」というやつである。

同シーンがユーザーに与えたインパクトは凄まじく、以降の『ドラクエ』作品が3D表現に本格移行する際、「本当に大丈夫なのだろうか」と、不安を後押ししたことは言うまでもない。

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■「恐怖のムービーなんて無かった」とファン安堵

時は流れ2026年、ついに『ドラゴンクエストVII Reimagined』がリリース。

物語を進め、ユバール族とのイベントに突入した際、多くのプレイヤーが「恐怖のムービーはどうなったのだろうか…?」と、不安を覚える。

ドラクエ7・ライラ
© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX © SUGIYAMA KOBO (P) SUGIYAMA KOBO

しかし蓋を開けてみれば、現代の美麗なグラフィック技術に「ドラクエらしい」かわいらしさと素朴さを交えた、非常に素晴らしいムービーが流れ出したではないか。

ムービーの構成もオリジナル版『ドラクエ7』のムービーを踏襲したものとなっており、製作陣の「本当は当時も技術とスペックさえあれば、こういう映像にしたかったんだよ!」という意志を感じたほどである。

ドラクエ7・ジャン
© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX © SUGIYAMA KOBO (P) SUGIYAMA KOBO

同シーンはX上でも大いに話題となり、「恐怖のムービーがアプデされてる」「ユバールのムービーが、呪いのムービーじゃなくなってる!」「呪いのムービーなんて無かったんだ」「現代技術でめちゃくちゃ綺麗になってた」「本当に良かった」など、驚きと称賛の声が多数上がっていた。

こうした表現力の向上が垣間見えるのも、リメイク作品の魅力にして醍醐味と言えるだろう。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。PS版『ドラクエ7』直撃世代。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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