スーパーで買った牛乳、開け口付近の重大な秘密に「知らなかった…」と驚きの声 森永乳業に正体を聞いた
牛乳パックの開け口付近に設けられたくぼみ(切欠き)の、意外な役割が判明して話題に。森永乳業は「種類別牛乳とそれ以外を見分けるバリアフリー対応のため」と、説明する。
日常生活の中で日々目にしているものこそ、些細な変化に気づきにくいもの。
X上では、多くの家庭で毎日のように飲まれている牛乳、そして牛乳パックの意外な秘密に対して「知らなかった…」と、驚きの声が相次いでいるのだ。
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■牛乳パックのくぼみ、知ってた?
今回注目したいのは、トラベルインフルエンサー・ぐりぐらママさんが投稿したポスト。
X上ではしばしば、「牛乳」製品と間違えて「乳飲料」製品を購入してしまったという体験談が話題になっている。
よくXで「夫が牛乳と間違えて乳飲料買ってきた」って話見るし確かにデザインも似てるから間違える気持ちもわかるけど、
「パックの上部にくぼみがある方が牛乳、ない方が乳飲料」ってのはもっと認知されていいと思う🐄🥛 pic.twitter.com/cWd7IXCrE4— ぐりぐらママ👭 (@guli_and_gula) January 30, 2026
そうした風潮を受け、ぐりぐらママさんはポスト本文にて「確かにデザインも似てるから間違える気持ちも分かる」と共感。その上で、「『パックの上部にくぼみがある方が牛乳、ない方が乳飲料』ってのはもっと認知されていいと思う」と、綴っている。

ポストに添えられたスーパー店頭の写真をよく見ると、確かに牛乳製品の開け口付近には「くぼみ」が確認できた。一方で「乳飲料」製品のパックには、くぼみが存在しなかったのだ。
■「知らなかった…」と驚きの声
こちらの投稿は瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「知らなかった…」「そんな部位に、くぼみがあったのか」「勉強になりました」といった驚きの声が続出。
中には「恥ずかしながら僕も牛乳と間違えて買ってきてしまい、妻にくぼみのことを教えてもらいました」などの体験談も寄せられていた。
なお、「牛乳」と「乳飲料」製品の勘違いについては、もはやX上では「定番ネタ」となっており、今日も日本のどこかで「知らなかった!」という悲鳴が上がっているはず。

以前、森永乳業に本件に関する取材を実施したところ、乳飲料の定義については「生乳または乳製品を主原料に、乳製品以外のものを加えたものです。乳固形分(牛乳から水分を除いた成分)が3.0%以上、という決まりもあります」という回答が得られている。
■森永乳業は「バリアフリー対応のため」と語る
そこで今回も、牛乳パックにデザインされた「くぼみ」の正体をめぐり、森永乳業に話を聞いてみることに。すると、こちらのくぼみは「切欠き」と呼ばれる存在だと判明。
その詳細について、森永乳業の担当者は「2001年から、バリアフリー対応として『種類別牛乳』と『それ以外』を見分けるため、また『開け口がどちらにあるか分かるように』と付けられました。切欠きの反対側が、開け口になります」と、説明している。

なお、こうした切欠きデザインは義務ではなく、各メーカーの「任意表示」となっているそう。
こちらを踏まえ、森永乳業の担当者は「そのため、全ての『種類別牛乳』に付いているかどうかは当社では分かりかねますが、当社で製造している屋根型紙パック500ミリリットル以上のサイズの種類別牛乳には、切欠きを付けています」とも説明していた。
そのため、牛乳パックのくぼみは「優しさの具現化」のような存在と言える。ぜひ店頭で牛乳を目にした際は、パックの形状に注目してみてほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




