入店難易度S、選ばれし者だけ入れるコンビニに驚きの声 ローソン広報は「全国に約30店舗ある」と説明
トタン屋根が施された「選ばれし者のみ入れる禁断のローソン」が話題。ローソン広報は「全国に約30ある自衛隊関連施設の店舗の一つ」と、説明する。
街中を歩いていると、必ず目にするのがコンビニ。しかし中には、一般人が決して立ち入らないような場所にて営業する「禁断のコンビニ」が存在するのをご存知だろうか。
■このローソン、何かおかしい…?
今回注目したいのは、フリーフォトライター・武若雅哉氏が投稿したポスト。
「選ばれし者たちのみが立ち入れる禁断のローソン」という意味深な文章が綴られた投稿には、お馴染みの青と白を基調とした看板を掲げたローソン店舗の写真が添えられている。
選ばれし者たちのみが立ち入れる禁断のローソン pic.twitter.com/uXME3aSGeu
— M.takewaka (@m_takewaka) January 19, 2026
…のだが、トタン屋根が目につくその外観は、コンビニというより「小屋」と呼んだ方がしっくり来る佇まい。入り口横の看板には「梨ケ原PX」「ローソン自衛隊北富士演習場店」と記されていた。
そう、こちらは自衛隊施設の敷地内に設置された特殊なコンビニだったのだ。
■「これローソンなの!?」と驚きの声

当該のポストは瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「これローソンなの!?」「近寄ることすらできない…!」「入る資格無いけど、入ってみたい」「思わず二度見したわ」など、驚きの声が続出。
「利用経験がある」というユーザーからは「小隊陸曹のおつかいで何度も行ってた」「すごいときはレジ1時間待ちになる。日本一行列ができて、日本一営業時間の短いローソン」「外観からだと分からないけど、中はめっちゃ綺麗なんだよ」といった体験談が寄せられていた。
ちなみにポスト投稿主・武若氏も、陸上自衛隊に約10年間の入隊経験があるという。
今回は「禁断のローソン」の詳細をめぐり、ローソン広報に話を聞いてみることに。
■営業時間、まさかの「4時間」と判明
取材の結果、話題となったローソン自衛隊北富士演習場店は、2015年4月にオープンした店舗と判明。
営業時間はなんと17~21時の4時間で、通常のローソンの6分の1という短さである。こちらの理由について、ローソン広報は「自衛隊北富士演習場の敷地内にあり、自衛隊員の方々に訓練終了後に利用頂いているため、当該時間での営業となっております」と、説明している。
同店では通常店舗で取り扱っているおにぎり、サンドイッチ、飲料等の商品のほか、自衛隊員の訓練に必要な手袋やシャツ類なども取り扱っているそうだ。
場所が場所なので自衛隊に関係のない人物は利用はおろか入店すらできないため、武若氏の「選ばれし者たちのみが立ち入れる」という表現は正にピッタリである。

なお、入り口横にある「梨ケ原PX」という看板については、「同店が、山梨県南都留郡・梨ケ原にある陸上自衛隊演習場内にある店舗であることから、自衛隊等の基地内にある売店を指す英語:Post Exchange(ポスト・エクスチェンジ)」を併せて、『梨ケ原PX』という文言での看板を設置しております」との回答が得られている。
その他、自衛隊施設内や付近の店舗については、「ローソン航空自衛隊小松基地店」(石川県小松市)や「ローソン自衛隊北千歳駐屯地」(北海道千歳市)など、 約30店舗ほどが営業しているそうだ。
流石のコンビニマニアでも、こうした特殊な店舗をカウントする場合、「全店舗制覇」はかなり難しくなってくるだろう。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




