「それ猛毒ですよ!?」作家が上げた写真にユーザーから指摘が お茶漬けにのった「具」の正体は…
作家の枩葉松氏がXにあげた、お茶漬けに添えた“おかず”を見たユーザーから「猛毒」と心配する声が。その後には「家庭でやらないで」と注意喚起も、その理由は…。
作家の枩葉松(ときわようしょう)氏が19日、公式Xを更新。「猛毒」との指摘があった“お茶漬けの具”について、事情を説明した。
【今回の投稿】心配の声に説明
■「猛毒ですよ!?」の声に
発端となったのは、枩氏の前日のポスト。「ふぐの卵巣うまい」と、お茶漬けの上に、ふぐの卵巣を切ったものを乗せた写真を投稿した。
枩氏はその後、再びXを更新。「個別で『それ猛毒ですよ!?』ってガチ心配してくれたひといたんで」と、ユーザーから心配する声が届いたことに言及。
「説明しときますが、これはふぐの卵巣の糠漬けでして、石川県でのみ製造販売が許可されている食べ物です。通常猛毒のふぐの卵巣ですが、塩と糠に3年ほど浸けると解毒されます」と説明し、「仕組みはいまだ不明らしいです。やべえ」と付け加えた。

■「日本人の食欲、本当に恐ろしい」
このポストに、ユーザーは「出た! なんか知らんけど食えるやつ!」「当たらない河豚の卵巣なんてオーパーツ、体験するしかない」「ふぐの卵巣、ひとかけらでほんと何杯も飯食える…」と反応。
さらに「日本人の食欲、本当に恐ろしい(褒め言葉)」「解毒されるというか3年も漬け込んでると拡散して食べても大丈夫程度に薄まるというかな感じらしい」との声も。
地元の石川の人からは「ちょい食べてみて、ピリッとしたら食べるのやめなさいとは言われてます(笑)」とのコメントも寄せられた。
■解毒の仕組みは不明
ふぐの卵巣には猛毒のテトロドトキシンが含まれている。致死量は1~2グラムとされ、青酸カリの850倍ともいわれている。
農林水産省の公式サイトによると、「ふぐの子のぬか漬け」は石川県の伝統食で、加工にはふぐの卵巣を塩とぬか漬けで3年ほどかけて発酵させ、毒を抜く。
塩とぬかに漬けると解毒されるが、その仕組みについては、製造過程で毒が塩水とぬかに拡散して平均化する説や、発酵中に微生物が毒を分解している説があり、詳細はいまだに解明されていない。石川県でも限られた生産者しか製造することが許されていないとのことだ。
■「家庭でやらないで」注意喚起も
枩氏はその後の更新で、「想像以上に拡散されてるので一応言っときますが、これ絶対に家庭でやらないでくださいね」と注意喚起。「石川県に行ったときに買うか、ネットショップで買って。家でやって死んでも責任とれないので、マジで頼みます」と呼びかけている。
このぬか漬けは、ふぐ調理師免許を持った人のみが処理を行え、毒が残っていないかをチェックして安全性が確認されたもののみが認定を受けて販売される。食べてみたい人は、「石川県ふぐ加工協会」の認定シールが貼られたものを購入するとよいだろう。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。




