吉井理人氏、投手に先発完投をさせない理由を告白 新庄剛志監督との違いも説明「長期的に見ると…」

監督時代、完投をあまりさせない傾向があった吉井理人氏。その理由と完投重視の新庄剛志監督の起用法について語った。

吉井理人

前千葉ロッテマリーンズ監督の吉井理人氏が18日、元東京ヤクルトスワローズ・五十嵐亮太氏のYouTube『イガちゃんねる 〜五十嵐亮太の人生は旅だ〜!』に出演。「先発完投をさせなかった理由」を語った。

【今回の動画】吉井氏が投手起用の哲学を語る


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■3連投させないようにしていた

動画では吉井氏が監督時代の「投手起用」についてトーク。そのなかでスタッフから「選手のコンディションを整えるために、監督・コーチ目線でやっていたことはありますか?」と質問が飛ぶ。

吉井氏は「リリーフでは大体、週3登板がいいとこかなって思うんですよ。3連投すると、そのときは大丈夫なんですけども、やっぱ後々ダメージが来るんで、3連投もなるべくしないように、勝手なルールは作ってました」と3連投をさせないようにしていたことを明かした。

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■完投させない理由は?

また、先発投手についても「ちょうどいいところで代えてあげると、リカバリーもうまくいくんで。次の登板も好調でいける、波が少なくなる」と力説する。

さらに「125球ぐらいヘトヘトまで投げさせると、調子を上げるのに苦労する。わりと波を作ってしまうピッチャーがいる。10対0で完投させるのは無意味なんで、そこはもうスパッと代えて、『もう7回でご苦労さん』と。8~9(回)は違うピッチャーで、そういうのはやってました」と語った。

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■新庄監督の采配をどう思う?

話を聞いた五十嵐氏は新庄剛志監督が「先発完投」を増やしていることに言及する。

これに吉井氏は「長期的に見ると、ピッチャーのレベルは上がるかもしれないですけども。シーズンだけ見ると、やっぱり後半にパフォーマンスが出なくなるんで。若いピッチャーで今後の成長、2年後、3年後を見るんだったらありかなとは思うんですけど」とコメントしていた。

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■考え方が異なる

2025年、ロッテの完投数は4。パ・リーグ最小は楽天の3で、12球団では吉井監督同様MLB経験者の高津臣吾監督のヤクルトが1だった。

一方、新庄監督だけは別で、昨年は23試合完投を記録。「能力のある投手が揃っている」という背景もあるが、考え方がかなり異なっている。

先発完投は「調子の良い投手を最後まで投げさせる」ことで、試合の流れを失わずに勝てるというメリットがある。一方で吉井氏の「余力を残して降板させたほうが、コンディションを整えやすく、1年間フルで活躍できる」という哲学も理解できるものだった。

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