台湾コミケ・コスプレ広場に“日本人盗撮犯” 現地ファンが激怒する悪質すぎる「手口と惨状」
台湾のコスプレイベントに潜入した日本人盗撮集団。執拗に女性の下半身を狙う彼らの正体と、現地の憤りを追う。

近年、コスプレイベントに頻出しては若き女性を不適切なアングルで撮影、その映像を無断で販売している男たちがいる。ネット上で“ローアングラー”という蔑称をつけられた集団だ。
今回、Sirabee記者はその集団と遭遇。場所は東京から約2,000km離れた台湾・台北の地だった──。
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■人気コスプレイヤー集結するコスプレ広場

2月6日から8日まで開催された“台湾のコミケ”こと「Fancy Frontier 開拓動漫祭」(以下、台湾FF)。
台湾のオタクたちが同人誌やグッズを求めて来場し、3日間で10万人近いファンを集める同国最大規模のオタクイベントだ。会場であるEXPO Dome(台北・爭艷館)は広大な「花博公園」の一角に位置しており、同公園はコスプレ広場として活用される。
広場には地元・台湾を中心に、日本、香港、韓国などから遠征してきた人気の女性コスプレイヤーが大勢集結。同時に、彼女たちを撮るため数千人規模のアマチュアカメラマンも集まる。彼女たちにとって本イベントは、ファンとの交流、さらには自己PRにつながる貴重な場なのだ。
■ローアングラーのレンズが“狙うもの”

そんな和気あいあいとした“コスプレ撮影の輪”に、完全に異質な男が数人いる。最前列に座り、深く帽子を被り、サングラスにマスク姿。モデルと交流する気などさらさら無く険しい表情。
手にはファインダー部が第三者から見えないよう細工が施されたビデオカメラ。モデルの至近距離にいるにも関わらず「望遠モード」で撮影し続けるローアングラーだ。
望遠モードで彼らが狙うのはコスプレイヤーの下半身。座る瞬間や、振り向いた瞬間など一瞬の隙を狙ってレンズを伸ばし、足元から見上げるようなアングルでレンズを突っ込む。モデルが嫌悪感を示しても撮影は一切辞めない。足の付根まで照射するためLED照明を煌々と焚いているのも特徴である。
■ローアングラー=業者
彼らはれっきとしたビデオ撮影業者である。
撮影した盗撮動画に“過激な宣伝文句”を添えて盗撮ファンが集まる専用サイトで販売する。販売額は1本1,000円から3,000円程度で、売れた際にマージンを得る。一度アップされればなかなか削除することは難しく、違法ダウンロードされた動画が世界中に漂い続けることも珍しくない。
このローアングラーの迷惑行為は、数年前から日本のコスプレイベントやコンパニオンが登場する自動車関連イベントで取り沙汰されていたが、ここ数年は会場の対策強化などもあって一時より鎮静化していた。
…それが何と台湾の地で“復活”していたということである。




