航空機内でのモバイルバッテリー個数制限・使用禁止 航空会社へ「充電設備完備して」切望する声も…
航空機内でのモバイルバッテリー使用禁止の方針についての報道を受け、SNSではユーザーから「リスクのあるものは避けるべき」「厳しい」などさまざまな声が。

航空機内でのモバイルバッテリーの発煙や発火が相次いでいることを受け、国土交通省が、機内へのモバイルバッテリーの持ち込み個数の制限を検討し、機内での使用を事実上禁止する方針であることが18日、報じられた。
これを受け、Xではさまざまな声があがるなど話題となっている。
■現状のルールでは
これまで国内では、航空機でのモバイルバッテリーの扱いについて、カメラの電池などの「予備電池」に含めて規定されている。
預け入れ荷物にすることは禁止で、手荷物にする際にも160Wh(約4万3,200mAh)を超えるものは禁止に。100Wh(約2万7,000mAh)~160Whのものは2個まで、100Wh以下のものには個数制限はない。
■事実上使用できなくなる?
しかし報道によると、発煙・発火事故の続発を受け、国連の機関「国際民間航空機関(ICAO)」が、機内への持ち込みについて、予備電池とモバイルバッテリーを合わせて2個までに制限する案を検討。
さらに、機内で充電することも禁止し、モバイルバッテリーの使用禁止を推奨する方向でも検討するとのこと。
この方針を受け、国交省も航空法の告示を改正する見通しに。航空各社が乗客に使用をやめるよう求めることで、事実上、モバイルバッテリーが使用できなくなると報じられた。
■「厳しい」「仕方ない」さまざまな声
この報道に、Xでは「充電設備完備してからにして欲しい」「ロングフライトで使えないの結構厳しい」「各席に充電できる設備必須にする等必要。安全面で禁止する意味はわかるが禁止だけ言うのはナンセンス」との意見が。
一方で、「安全第一なので、少しでもリスクのあるものは避けるべき」「安全基準適合してるかも判らないのを使うのは普段でも怖い」「過去に何件も火災出てると考えると、安全第一で仕方ないかも」と納得の声も。
また、「旅行中でもモバイルバッテリーを充電するところはあちこちにある」「いつも3つ持ってるから大きいの1つに変えなきゃ」といった意見や、「持ち込み可だったら隠して繋げる悪いヤツ絶対いるんじゃ」と指摘する人もみられた。
■異常がないか確認を
なお、JAL(日本航空)の公式サイトによると、現時点では「モバイルバッテリーを座席上の収納棚に収納しないでください」「機内で、モバイルバッテリーから携帯用電子機器への充電する際、または、機内電源からモバイルバッテリーへ充電する際は、常に状態が確認できる場所で行ってください」とのこと。また、バッテリーがショートしないように、購入時のケースに入れたり、テープで絶縁したりするなど保護することも求めている。
すぐにスマホに充電できて便利なモバイルバッテリーだが、事故が起こらないように、本体やパッケージに「PSEマーク」があるか、変形や膨張、異臭などがないかなどを確認し、少しでも異常がある場合には使用しないよう注意が必要だろう。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)




