巨人・戸郷翔征、“防御率1点台→4点台”の原因を駒田徳広氏が説明 「色々やりすぎ」
昨年まさかの不調に陥った巨人・戸郷翔征。3軍監督だった駒田氏はどう見ていた?
■戸郷不調の要因はフォームの乱れ
岡崎氏から「今季戸郷は復活できる?」と質問された駒田氏は「これを言うのは、いろいろ試行錯誤させた人に申し訳ないんだけど」と前置きしたうえで、「色々(指導を)やりすぎたって、ちょっと僕は思ってます」と分析する。
続けて「この形、このフォームでやらないとダメな選手。彼は特殊な選手。体幹、上の力でバーンって投げて、良いボールが行く。より開きが早くならないように、ちょっと下が粘れるようにとか、そんなこと思って投げてないはずですよ」と、チーム側からのフォーム改善指示と本人の理想に乖離があったのではと予想する。
■「彼の良いところ」消しかねない
駒田氏は今シーズンの戸郷について、「元々、体幹のひねりでドーンって行ってた。だからその範囲の中でやらないと。一般的なピッチングフォームにすればするほど、結構苦しむんじゃないかな」と提言する。
これには戸郷が高校時代をスカウトとして見ていた岡崎氏も「教科書通りのフォームじゃないよね。ちょっと上体投げで、プロでやったら、壊れるという怖さがあって、ドラフト下位だった。でもそれが彼の良いところだもんね」と同調した。
■今から戻したほうがいい?
昨年の戸郷を駒田氏は「MLBの投手に近いタイプなのに、違うタイプのことをやりすぎた。1歩目でつまづくのは一番怖いので。キャンプ中、自分で整理して『俺はこれなんだ』という、『この範囲から超えたことはしないよ』と。この範囲のなかで復活を目指すんだと考えたほうがいいかなと、僕は思います」とアドバイス。
話を聞いた岡崎氏は「極論を言ったら、一昨年のフォームに戻したほうがいいということだね」と語っていた。
■防御率4.14と成績を大きく落とす
2022~24年に3年連続12勝を挙げ、菅野智之のMLB移籍で「巨人のエース」として活躍が計算されていた戸郷だが、昨年は開幕戦から打ち込まれ、最終的に8勝9敗、防御率4.14と成績を大幅(24年の防御率は1.95)に落とした。
不調の要因は勤続疲労や菅野が抜けたことよる「エースの重責」などが噂されていたが、内部にいた駒田氏は「コーチング」も要因と感じている様子だった。
巨人は現状開幕投手も発表されていないが、2年連続で務めた戸郷ではなく、山﨑伊織が有力視されている状況。復活をかけたシーズンでどのような活躍を見せるのか注目したい。





