正露丸、実は「虫歯痛にも効果がある」と判明 特殊すぎる使用法に「知らなかった…」と驚きの声
ラッパのマークの『正露丸』は「虫歯痛にも効果がある」と判明し、その使用方法が話題に。大幸薬品は「主成分が歯の鎮痛鎮静として使用されているため」と、説明する。
■科学的に判明した正露丸の効果

大幸薬品の広報担当者は「正露丸の主成分は昔から変更なく、『木(もく)クレオソート』です」と、説明する。
加えて、『正露丸』は伝統薬として長い年月で培われた効果に基づく信頼をもとに強く支持されてきた一方、「効能についての作用メカニズムは近年まで科学的には解明されておりませんでした」とも語っていた。
そこで同社では、1980年代より『正露丸』の安全性や有効性の根拠を明らかにする数々の研究を開始し、1991年には基礎研究の更なる充実を目的として大阪府吹田市に研究棟を建設。主成分の木クレオソートを中心とした安全性、薬効の研究を進めていったのだ。
その結果、木クレオソートには「水分分泌抑制による腸の水分をコントロールする」、そして「腸の蠕動(ぜんどう)運動を正常に戻す」効能があると判明。
かくして『正露丸』(木クレオソート)には、腹部を守る菌を殺すことなく、腸の運動と機能を調節して腸のトラブルを改善する効果があると、科学的にも証明されたのだった。

なお、かつて「正露丸は発がん性の危険がある」と誤解されてしまった時期もあるが、これは「木クレオソート」と、木材の防腐剤などに使用される「石炭クレオソート」が混同されてしまったことが原因。当然、『正露丸』に石炭クレオソートは使用されていないので、安心してほしい。

『正露丸』はその誕生から120年以上に渡り、日本国民のお腹のトラブル、そして歯の痛みと戦い続けてきたのだ。しかしもちろん「虫歯治療」の効果はないため、歯科通院は欠かさないように。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




