北海道民は「横断歩道の白」が怖い、その理由にゾッとした… 科学的にも「正しい」と判明

冬の暖かい日、北海道民は「横断歩道の白い部分が怖い」と話題に。北海道電力は「非常に滑りやすい箇所」と、注意を喚起する。

2026/02/09 04:45

■黒い部分が「滑りやすくなる」ケースも…

その罠の名はブラックアイスバーン。まるで闇の氷使いの必殺技のような名称であり、その響きに恥じない恐ろしさを秘めている。

その正体について、北電の担当者は「アスファルトの表面に薄く透明な氷の膜が張り、路面が黒く濡れたように見える現象です。これも非常に滑ります」と、説明する。

今回写真を撮影した場所ではブラックアイスバーンが生じていなかったため「すべらない」と説明したが、「状況によってはアスファルト部分も滑る可能性があるため、注意が必要です」と、改めて注意を喚起していた。

なお、こちらの補足についても、Xアカウントより投稿がされている。

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■北海道民が「秘伝の歩法」を伝授

白もダメ、黒もダメ、というあまりに過酷な環境。果たして北海道の人々は、どのように屋外を移動しているのだろうか。

絶望する記者を見かねてか、北電の担当者は「私を含め、北海道民が子供のころからよく教えられている歩法をお伝えします」と、手を差し伸べる。

北電曰く、「ペンギン歩き」が基本の型だという。その歩き方は「重心を前に置き、足の裏全体で地面を踏みしめる」というもの。

担当者は「歩幅を小さくして、イメージとしてはペンギンのような小刻みな歩行です。また、足は垂直に下ろして、さらに慎重を期すなら少し地面を擦るくらいの気持ちで歩くと、極端に滑るところでも対応しやすいです」と、コツを教えてくれた。加えてスノーブーツなど、足元の装備を怠らないように。

加えて重要なのが「危険な箇所を知る」ということ。今回の横断歩道のように、真冬の北海道は屋外の至るところにトラップと化した設備が存在する。

北電の担当者は「横断歩道のほか、ロードヒーティングの切れ目は氷の階段のようになっていて危険です。特に札幌中心部ではよく見られます。他にも、除雪車(重機)が削り取った後の雪面は磨かれた状態になっていて、かなり滑ります」と、注意を喚起していた。

また、真冬の北海道で「両手をポケットに入れる」のは正に自殺行為。「転んだ際にケガのレベルが上がる恐れがあります。手袋は必須です」「せっかくの北海道観光なので、怪我無く嫌な思い出も無く、楽しんでいってほしいと思います!」とのアドバイスも得られている。

今年のさっぽろ雪まつりは11日までの開催。せっかく雪を楽しみに来たのだから、雪に嫌な思い出を作らぬよう、万全の注意のもとで楽しもう。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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