初心者がやりがちな「車の雪落とし」が危険すぎる… 一酸化炭素中毒を起こすリスクを自衛隊も注意喚起
暖かさが一転して大雪になる恐れもあるなか、雪に慣れない人が注意したいのが「車の雪落とし」。誤った雪落としには思わぬリスクも…。

今週末は暖かさから一転して強烈な寒気が南下し、8日にかけて日本海側を中心に大雪になる恐れも。状況によっては関東などでも雪になる可能性もある。
積雪があった場合、車に乗る前に車体に積もった雪を取り除く必要があるが、とくに雪に慣れない人がついやりがちな「危険な雪落とし」も。その思わぬリスクについて、自衛隊が運営するYouTubeチャンネル『自衛官募集チャンネル』が解説している。
【今回の動画】正しい「雪落とし」の方法とは
■7日から8日にかけて大雪の恐れ
7日から8日にかけて強い冬型の気圧配置になり、日本海側を中心に大雪になる恐れがある。太平洋側の地域でも雪が降り、積もる可能性もあるため、交通機関への影響などに注意が呼びかけられている。
車を使用する際には、積もった雪を取り除く必要があるが、その際に、フロントガラスや窓の雪を落として視界を確保すれば安全だと思いがちだが…。
動画によると、この落とし方では、ブレーキをかけた際に屋根に積もった雪が滑り落ち、フロントガラスの視界が塞がれる恐れがあるとのこと。
■前後ではなく「左右」に
自衛隊では、雪は前後に落とすのではなく、屋根の上から車の左右に落とす。
前に落とさないのは進行方向を妨げないためだが、後ろに落とさないのは「万が一、排気口に雪が詰まると排気ガスが車内に回り、一酸化炭素中毒を引き起こす可能性があります」と指摘する。
そのため「雪は左右に落とす。覚えておいてください」と呼びかけている。
■渋滞にも注意
一酸化炭素中毒については、雪落としの際だけでなく、積雪が増え渋滞や立ち往生など、エンジンをかけた状態で長時間停車した際などに、マフラーが雪に埋もれて塞がり、排気ガスが車内に流れ込んでしまう恐れが。
20分ほどで命の危険がある濃度に達するが、一酸化炭素は基本的に匂いがしないため、気づかないうちに意識を失う可能性もある。
立ち往生した場合にも、定期的にマフラーが隠れないように、充分に確認し周囲の雪を取り除くことが重要だ。
車に乗り慣れていない初心者や、雪があまり降らない地域の住民にとっては、知らない人も多くつい怠りがちなマフラーチェック。命にかかわることでもあるので、正しい雪落としのやり方を参考にしつつ、冬場も安全な運転を常に心がけてほしい。
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■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。




