秋葉原のカフェ、「立入禁止」の中国語ポスターがネットで物議 …記者が現地で見た“意外な結末”
秋葉原の閉店するカフェが掲げた「多言語の告知」。中国語版だけが“ドライ”だと話題だが、現場の状況は…。
■工事のため閉店したレストラン街
JR秋葉原駅・電気街口改札を出てすぐの場所にある複合商業施設「秋葉原UDX」。
1Fにスーパーマーケットやカフェ、2F・3Fには約20軒のレストランがテナント入居する電気街側最大のグルメスポットだ。
しかし、1月23日に大規模リニューアル準備のため大半の店舗が営業終了に。現在は2026年冬の工事完了を目指し、作業が進んでいる。
■外国語の「閉店のお知らせ」
ネットで物議を醸しているのは、1Fの路面店であるタリーズコーヒー。
前述の通りリニューアル工事で閉店しており、店入口のガラス戸には「閉店のお知らせ 当店は2026年1月23日をもちまして閉店いたしました。2006年3月9日のオープンより約20年間ご愛顧いただき誠にありがとうございました」と、日本語でお別れの挨拶が書かれている。
問題はその横。外国人観光客向けに閉店を知らせるため英語、中国語、韓国語の手書きポスターが貼られたのだが…。
■中国語版だけドライ?
Xユーザーが、それぞれの言葉を日本語に翻訳したところ、英語版、韓国語版は「当店は1月23日に閉店いたしました。20年間にわたるご愛顧に感謝いたします」と書かれていた一方、中国語版だけは「閉店しました。立ち入らないでください」と、前者と比べると少々ドライな内容だと判明。
また、手書きのニコニコマークも中国語版だけ入っていなかった。
■29日に行くとポスターは撤去済み

ネットではこの投稿について、「積もり積もったものが爆発した感しかない」「深い理由があるんだろうな」と、邪推する声が散見。
一方で、「それぞれのスタンスで書いたのであって特段何か意図が有った訳ではないんじゃないか」「ネイティブが書いた字に見えるので単純に書いた人の特性」立ち入りはご遠慮くださいと簡潔に書いただけ」と、冷静に見る声も多く上がっている。
このネット上の騒動を知ってか、筆者が29日に同店を訪れると件の外国語ポスターはすでに撤去済みだった。
1枚の紙から深読みが止まらないのがネットの常。だが、騒動後すぐに撤去する店の対応こそが、世界各国からファンが集まる「秋葉原らしい」配慮の現れかもしれない。
著者プロフィール
キモカメコ佐藤(@peyangtaneda)。1982年東京都生まれ、sirabee編集部記者。
政治・経済系出版社、アキバ系雑誌『1UP情報局』、『ねとらぼ』編集部などを経て現職。ブレイキングダウンをはじめとする各格闘技団体やプロレス、プロ野球のほか、コスプレ、メイド、秋葉原文化も取材してきたオタク記者。カメラが趣味でコスプレイヤー、メイドを通算5000人以上撮影。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)





