除雪車を絶対追い越してはいけない、その理由にゾッとした NEXCO東日本も「非常に危険」と警鐘
作業中の除雪車への追い越しは、非常に危険なので絶対に避けるべき。NEXCO東日本は「複数の危険要因が重なる」と、注意を喚起する。
以前X上では、「早朝の除雪車の音がうるさい」という意見が物議を醸していた。もちろん大半のユーザーが除雪作業の重要性、必要性を理解していたが…。
今回は運転中に除雪車と遭遇した際、絶対してはいけない行動を取り上げたい。
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■除雪車を追い越す行為=「意味が分からない」
7日、NEXCO東日本(新潟)公式Xアカウントが、「除雪作業時の追越はお止めください」と題したポストを投稿。
その内容は「除雪作業中の安全対策のため、北陸道の一部区間で、除雪車両からセーフティラインを表示しています。セーフティラインを超えての走行や、除雪車両を追い越しての走行は絶対にお止めください」というものであった。
【除雪作業時の追越はお止めください】
除雪作業中の安全対策のため、北陸道の一部区間で、除雪車両からセーフティラインを表示しています。
セーフティラインを超えての走行や、除雪車両を追い越しての走行は絶対にお止めください。除雪作業へのご理解とご協力のほど、宜しくお願いします。 pic.twitter.com/XmG7j1ufwO
— NEXCO東日本(新潟) (@e_nexco_niigata) January 7, 2026
言うまでもなく、「除雪車を追い越す」ということは、除雪されていない道路を走ることである。
そうしたドライバーに対し、Xユーザーからは「せっかく除雪車が除雪してくれてるのに、わざわざ雪の上走りたがる意味が分からない…」「除雪車の先には積雪やら凍ってるやらでとても走りづらい道路しかないのに…?」といった疑問の声が多数寄せられていた。
そこで今回は、東日本高速道路(NEXCO東日本)新潟支社に、除雪車と遭遇した際の注意点について話を聞いてみることに。
■除雪車の追い越し、恐ろしい事故に繋がる可能性が…

「高速道路で除雪車を追い越す」という行為について、NEXCO東日本の担当者は「視界不良、作業車の挙動、複数台での連携作業、飛び散る雪や凍結防止剤、そして除雪車自体が巻き起こす雪煙による視界悪化など、複数の危険要因が重なるため非常に危険です」と、注意を喚起する。
続けて、「罰則は無いものの、追突や接触時の被害が甚大になりやすく、『追い越さず、十分な車間距離を取って追従走行』するように強く呼びかけております」と、同社の取り組みについて説明してくれた。
高速道路の除雪は、一般道の除雪とは異なる特徴がいくつか挙げられる。
その詳細について、担当者は「高速道路の除雪車は一般道とは異なり、複数の除雪車が連携し、隊列を組んで低速で効率的に作業するのが特徴です。プラウ(前方の板)やグレーダー(車体下部)で雪を寄せ、ロータリーで路肩側へ雪を飛ばし、標識車が後続車に注意喚起しながら安全を確保します」と、説明する。

高速道路の除雪車は、積雪状況に応じて時速50km以下の低速で作業しているため、絶対に追い越さず、十分に車間距離を保って後方を走行する必要があるのだ。
これは前出の通り、除雪車が巻き上げる雪や凍結防止剤(塩水)による視界不良や車体への影響、そして後続の車両の安全や、作業内容を把握するために必要な配慮である。
担当者は「道路情報板などで『除雪作業中』等の表示がある場合は、速度規制(時速50km以下など)がされているので、注意が必要です」と、補足している。




