40年前に故障した自販機、出土した謎の缶にアラフォー感動 サントリーも「非常に嬉しい」と笑顔

約40年前に故障した自販機の内部を確認したところ、当時の商品が綺麗な状態で出てきて話題に。サントリーは「時を超えて話題になり、嬉しい」とコメントする。

2026/01/29 04:45

■「子孫」が現役で大人気のブランドも…

「サントリー サワーホワイト」
画像提供:サントリー食品インターナショナル

7番目、上段の右から2番目に置かれた「サントリー サワーホワイト」は、1984年(昭和59年)1月発売の商品。

発酵乳の風味を生かした爽やかな炭酸飲料で、広報担当者は「酸味と甘味が程よく調和したさっぱりとした味わいが特長の商品です」と、語る。

「サントリー缶入り紅茶テス ミルクティー」
画像提供:サントリー食品インターナショナル

8番目、左端に置かれた「サントリー缶入り紅茶テス ミルクティー」は、1985年(昭和60年)9月に発売された商品。

ミルクティーに合った紅茶葉が厳選され、上品でマイルドな味わいが特長だと言う。パッケージはアイボリーホワイトをバックにアイスティーとホットティーをあしらったデザインで、担当者は「若年層を中心にご好評頂いた商品です」と、当時を振り返る。

「サントリーコーヒーウエスト」
画像提供:サントリー食品インターナショナル

そして最後に紹介するのが9番目、上段左にある「サントリーコーヒーウエスト」。こちらは1987年(昭和62年)1月に発売された商品。

甘さ控えめで豊かなコクと香り、すっきりした後味が特長の缶コーヒーで、ブランド名の「WEST(ウエスト)」には、雄大なアメリカを開拓した人々のフロンティアスピリッツ(開拓者精神)を表現する意味が込められているという。

担当者は「開拓者が希望の地『西(ウエスト)』を目指したように、目的に向かって積極的に生きる人々に贈るコーヒー、そんなイメージから誕生しました」と、説明している。

既に終売している「ウエスト」だが、じつは同ブランドの子孫が現代でも高い人気を博しているのをご存知だろうか。

その正体は、日本の缶コーヒーを代表する「BOSS」。

「BOSS」
画像提供:サントリー食品インターナショナル

担当者は、「1992年には後継ブランドとして『BOSS』が発売され、幅広い世代の方々にご愛飲頂いているブランドとなっています」と、その歴史を語ってくれた。


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■それにしてもサントリー、ノリノリである

ポスト投稿主・K·YOSHIKIさんが推測していたように、様々な時代の飲み物が詰められていた同自販機。

最も古い商品が74年、最も新しい商品が87年の発売であることを考えると、タイムカプセルにして「びっくり箱」のような存在と言えるかもしれない。

かつてのヒット商品たちがネット上で日の目を見たことに対し、サントリーの担当者も「私たちの飲み物が時を超え、再び皆さまに懐かしさやワクワクをお届けできたことを、心から嬉しく思います。ちなみに、当時は250ml缶が主流でした! 」と、笑顔を見せる。

続けて「とは言え、飲むことはオススメできません(笑)。ぜひ眺めて、当時を懐かしんでいただければ幸いです」と、コメントしてくれた。

40年後の未来、我々は自販機でどのような飲み物を買い、喉を潤しているのだろうか。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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