40年前に故障した自販機、出土した謎の缶にアラフォー感動 サントリーも「非常に嬉しい」と笑顔
約40年前に故障した自販機の内部を確認したところ、当時の商品が綺麗な状態で出てきて話題に。サントリーは「時を超えて話題になり、嬉しい」とコメントする。
■最も古い商品は1974年発売

今回見つかった飲料で最も古いのが、下段の右から2番目に写った「サントリーオレンジ50」で、発売時期は1974年(昭和49年)7月。
その特徴について、広報担当者は「果汁50%のみかん果汁を使用した飲料で、みずみずしいみかんを描いた缶デザインが特長です。店頭では大量陳列でみかん畑のようなディスプレイ効果を演出していました」と、説明する。

2番目は、上段右から3番目の「サントリー梅ソーダ/<梅酒入り>」で、こちらは1974年8月に発売。
1年間熟成させた特製梅酒と和歌山産梅果汁を加えた本格的な味わいが特長で、担当者は「梅独特のすっきり感とキリッと引き締まった後味を楽しめる缶入り炭酸飲料です」と、その魅力を語る。
そして3番目、上段の右部分に仲良く並んだ「サントリーポップ・グレープフルーツ缶」と「同レモン缶」のコンビ。こちらは1977年(昭和52年)4月に発売された商品で、じつは今回発見された商品の中で「現在も販売している」唯一のブランドである(他ブランドは全て終売)。

同ブランドについて、担当者は「爽やかで上品な味わいが特長な炭酸飲料で、ブランド名の『POP』は英語で『はじける音』を意味し、その軽やかな響きが炭酸飲料のイメージにふさわしいことから命名されました」と、説明する。

令和の現在、写真に写った缶製品は既に終売しているが、後継商品としてペットボトルの「POPメロンソーダ」等が販売中。読者諸君の中にも「愛飲している」という現役のファンが多いだろう。

特に、濃縮タイプ飲料「おうちドリンクバー」シリーズの「POPメロンソーダ」は大きな人気を博しており、担当者は「こちらの商品は炭酸水で割るだけで、できたてのメロンソーダを楽しめるほか、濃さを調整することで気分やシーンに合わせた飲み方を可能にしており、家庭で手軽にお楽しみ頂ける商品です」と、その魅力を語る。
■「令和の今」だからこそ新鮮なデザイン
続いて4番目は、下段の一番左にある「サントリーレモン」。発売時期は1979年(昭和54年)3月で、広報担当者は「地中海のレモンから抽出した天然の香料をメインに、ライムからの天然の香料も使用して清々しい香りをもった炭酸飲料です」と、その魅力を語る。
ひょっとしたら、「C.C.レモン」のご先祖さま的な存在なのかもしれない。

5番目は、下段で「サントリーオレンジ50」の両隣に並んだ「サントリーグレープエード缶」と「パイナップルエード缶」。発売されたのは1982年(昭和57年)2月のことで、ついに80年代に突入である。
それぞれの魅力について、担当者は「グレープエード缶は果汁10%を使用し、グレープジュース用の最高品種とされるアメリカ原産のコンコード種を使った清涼飲料です。濃厚で深みのある味わいが特長です」「パイナップルエード缶は香りと口当たりがまろやかで飲みやすく、新鮮なパイナップルの爽やかな風味とすっきりした飲み口な清涼飲料です」と、説明している。

6番目、下段の左から2番目にある「サントリーマリンクラブ レッドベリー」は、1983年(昭和58年)3月に発売されたドリンク。
担当者は「ブルーベリー果汁1%を含み、水平線から昇る太陽をイメージした鮮やかな赤色が特長の炭酸飲料です。当時のマリンスポーツブームに着目した『マリンクラブ』ブランドの一つで、白地に濃い青を基調とし、錨のモチーフをあしらった“海”を強調するパッケージデザインとなっています」と、語る。
昨今のシティポップブームにも通ずる、爽やか且つハイセンスな様子は、今見ても色褪せない珠玉のデザインと言えるだろう。




