内閣府公用車の事故で男性が死亡 「95%のお客様は…」現役タクシー運転手が“切実な訴え”

内閣府公用車の事故に巻き込まれ死亡したタクシー乗客の男性の報道を受け、現役タクシー運転手は「お客様を被害者にさせたくない、自分も加害者にはなりたくないのです」と切実に訴えている。

2026/01/23 13:20

内閣府公用車事故で巻き込まれたタクシーのイメージ
写真は記事内容を表現したイメージです。画像生成AI[Gemini]を利用して作成しました。

22日に東京都港区内の交差点で、6台が絡む事故があり、タクシーの乗客の男性1人が死亡、男女8人が重軽傷を負った。

この事故を受け、SNSではタクシー運転手が乗客に改めて安全上の注意を呼びかけている。


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■交差点で信号無視か

報道によると、事故があったのは22日午後6時半ごろ、東京都港区赤坂の特許庁前の交差点で、内閣府の公用車が赤信号を無視して交差点に突っ込んだとみられる。

交差点に進入した公用車は、右手から来たワゴン車に衝突し、その衝撃で並走していたタクシーに衝突。ワゴン車とタクシーが反対車線に飛ばされ、反対車線にいたゴミ収集車などにもぶつかったという。

この事故で、タクシーの乗客の男性が脳挫傷などで死亡した。公用車は内閣府から運転業務を委託されている会社の男性運転手が運転しており、後部座席には男性2人が乗車。3人とも両足を骨折するなど重傷を負って入院しているとのことだ。

警視庁では、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)容疑を視野に事故原因を調べている。

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■「95%のお客様はしてくれません」訴え

この事故を受け、SNSでは現役タクシー運転手とみられるユーザーが「シートベルトの声掛けをしても95パーセントのお客様はしてくれません」と改めて注意喚起。

「タクシーだから大丈夫、プロの運転なら大丈夫。何が大丈夫なんでしょうか…プロとは言えど他人の運転です。今回のように事故の巻き込まれもあるのでシートベルトはしてください。お客様を被害者にさせたくない、自分も加害者にはなりたくないのです」と切実に訴えた。

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■「癖をつけないと」

タクシーを利用する人からは「私は乗ってすぐにシートベルトを締めます。むしろシートベルトをしないと落ち着かないくらいです」「私は絶対シートベルトします。交通事故経験者です」と、必ずシートベルトをするとの意見も。

「こわい。一般道の後部座席でもシートベルト着用の癖をつけないと」「こういうのあるから後部座席の人もシートベルトしてほしい」との声もみられる。

しかし、一方で「シートベルトの金具探したけど座席にめり込んでて諦めた」「タクシーだと後部座席でシートベルトしない人いるからな」といったコメントも見受けられた。

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■後部座席でも危険

シートベルトについては、2008年6月より全席に着用義務があり、後部座席のシートベルトも義務化されている。

JAFと警察庁の合同調査によると、2024年の一般道での後部座席のシートベルト着用率は45.5%と、半数に届かない状況だった。後部座席でシートベルトを着用していないと、事故の際に前方に激しく投げ出されるなど、車内で全身を強く打ち付ける危険が。

また、車が回転した場合、遠心力で車外に放出されたり、窓を突き破ったりする危険も。後部座席の人が前席にぶつかった際、前席の人がエアバッグと後部座席の人に挟まれて頭を打ったり、胸部を圧迫したりする危険もある。

そのため、国土交通省でも「マイカーを利用する時だけではなく、バス、タクシーを利用する際にも、シートベルトを確実に着用するようお願いします」と呼びかけている。

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