話題の防災グッズ、正しく使わないと意味がない? 防寒対策を元消防士が検証し解説
相次ぐ地震で災害への備えに改めて注目が集まるなか、元消防士が話題の防災グッズの使い方と防寒対策について検証した。

元消防士の“タイチョー”こと兼平豪氏が18日、YouTubeチャンネル『【消防防災】RESCUE HOUSE レスキューハウス』を更新。話題の防災グッズを検証し、その使い方について解説した。
【今回の動画】話題の防災グッズをチェック
■実用性について検証
最近、大きな地震が相次いでいることもあり、改めて災害への備えが呼びかけられており、防災グッズが注目を集めている。
とくに、大きな被害が想定される厳冬期の災害に備えて、エマージェンシーシート(アルミブランケット)のが推奨されることも。
シートをまとえば体温を保持できるとうたわれているが、実際の効果はどうなのか疑問も…。そこで兼平氏が自ら、シートの実用性について検証した。
■「めっちゃ冷たい」
屋外の気温5℃の冷たいコンクリートの上で、上着を脱いで、裸足にノースリーブとショートパンツ姿になり、シートをまとってみたものの「全然変わらん。普通にコンクリートがめっちゃ冷たい」と効果を感じない様子。
体にとって、体温を奪われることが最も負担になるため、保温が重要であることを強調し、アルミブランケットでは、コンクリートによって体温を奪われるのをさえぎることができないとした。
■体温維持のライフハック
そこで、緊急時の体温維持のライフハックとして、「靴下の上からつま先にアルミホイルを巻き、さらにもう1枚靴下を履く」という方法を実践。
兼平氏もさっそく試してみると、「バリ温かいやんか」「(体が)冷えてるから、これ神やな」と驚く。
さらに追加で、つま先だけでなく、かかとや足首までアルミホイルを巻き、「とにかく、体表面に接地しない環境を作ったほうがよくて。足首を温めるのは大事やからね」と説明。「全然違う。これは防災のノウハウとして絶対覚えておいた方がいい」と強調した。
アルミブランケットの使い方については、改めて「シュラフ(寝袋)のなかでアルミブランケットを使う」と解説。ただ体に巻くだけでは「意味がないよ」とし、「あれはセットやからめちゃくちゃ意味がある」と語った。
【防寒対策や防災グッズの見直しを…】
■水害や風には強い。防災グッズ再検討を…
また、地震による津波を想定し、冷水をかぶってからブランケットを巻く検証も実施。すると「全然違う。これないと無理。水がかかると一気に熱が逃げるねん」水害などでこれ以上、熱を逃さないために「東日本(大震災)の津波を経験した人たちが、『あってよかった』っていう声から生まれたんじゃない? 風にも強い。これがないとやっていかれへん」と、状況によっては有効であることも強調していた。
ユーザーからは「アルミブランケットは10月の静岡の体育館では役に立ちました。朝には汗だくになりました」「アルミシートはあったかいけど、湿度を逃せないので汗びっしょりになるそうです」との声が。
また、「防災グッズにアルミホイルと靴下追加します!」という人も見受けられた。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。




