頭部を何度も蹴り上げ…生徒の暴行動画が拡散 SNSでは「もし息子にされていたら」「絶対に許せない」
中学校で撮影されたとみられる暴力動画が拡散されて問題に。高校生の動画が騒動となるなか、“特定”の危険性について弁護士が言及する。
■「慎重に」注意喚起
高校生の動画では、学校と加害生徒の名前が“特定”されて動画と同時に拡散された。
この“特定と拡散”について、弁護士の福永活也氏が自身のYouTubeチャンネルにて言及。
「真実だからいいじゃないか、と思う人もいるかもしれないですけど、未成年ですからね。仮に犯罪に該当するような行為だったとしても、ただちにそれをやみくもに拡散したら、何でもかんでも許されるかというと、名誉権侵害っていうのは真実性だけじゃなくて公共性とか公益目的も必要なので、その辺が否定される可能性もある」と指摘。
「厳しい論評をし過ぎることも許されないこともあるので、それも慎重にしなければいけない」と話す。
■間違った“特定”
さらに「間違って特定してしまうケース…どうしてもああいう動画って拡散されると、みんな躍起になって加害者を早く特定して、何とか被害者を助けてあげなきゃ、みたいな風に思うので。結果、第三者が適当にSNSから拾ってきて『顔が似てるからこれなんだ』みたいな感じで、間違った特定をしてしまうこともあって。そうすると全く関係ない第三者が被害に遭ったりとかで、とんでもないことになる」と警鐘を鳴らす。
以前に煽り運転の加害者として拡散された人物が、全く関係ない別の第三者で、「拡散した側が今度、逆に刑事事件か何かで、別の事件に発展することがあったので、それも慎重にしなければならない」と語っていた。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。




