サカナクション山口、『紅白』でNHKに怒られた“裏話”語る 「想定外のことをやったもんだから…」
「いきなりやった。誰にも言ってなかった」と紅白本番で驚きの行動に出た理由。サカナクションの山口一郎が“秘話”を明かす。
■独断でお面掲げる
昨年12月31日放送の紅白に、12年ぶりに出場したサカナクション。山口は本番で、NHKの特撮ドラマ『TAROMAN』のお面を掲げた。
じつはこのお面、入念に準備した演出プランにはなく、完全な独断だったという。「本番でいきなりやった。想定外のことをやったもんだから、そりゃNHKの人も怒るわね。俺が悪い。誰にも言ってなかったからね。うまく色々と話がまとまりまして、許してくれました」と振り返る。
■うつ病休養で不安のなか…
ではなぜ、紅白という大舞台で、そのような行動に出たのか。背景には、山口が経験した壮絶な闘病生活があった。
数年前、うつ病による休養を余儀なくされ、「色んな人から忘れられるんじゃないか」という強い不安のなかにいた山口。そんなときに手を差し伸べてくれたのが、同作を手掛けた藤井亮監督だったという。
■「TAROMANを連れて行きたかった」
山口は「音楽もできず、スケジュールも組めないなかで、TAROMANのキャスティングで僕らに声をかけてくれて。僕はTAROMANの番組に出た。TAROMANがあったおかげで、露出があった。あれがなかったら、不安だったと思う」と精神的に救われ、感謝していると説明。「だから、TAROMANを連れて行きたかった」とコメントした。
単なるおふざけや突発的な行動ではなく、暗闇のなかにいた自分を救ってくれた作品への、最大級の恩返しだったというエピソード。NHK側もそれを理解してくれたのだろう。





