国宝・彦根城で大量のポイ捨てタバコ見つかり波紋 土産店は「喫煙者の9割が日本人」と明かす
国宝・彦根城の敷地内にタバコのポイ捨てが大量に見つかり話題に。付近の売店は「喫煙者の9割が日本人」と、説明する。
美しい国・日本には数々の国宝が存在する。しかし現在X上では、そんな国宝に指定された城の中で見つかった「大量のポイ捨て」が物議を醸しているのをご存知だろうか。
■防火用水のバケツに吸い殻が
ことの発端は5日、滋賀県彦根市にある彦根城の敷地内の土産店「彦根城内 鐘の丸売店」Xアカウントが投稿したポスト。
鐘の丸売店横に置いている防火用水はたばこの吸い殻入れではありません。年末、三が日、毎日ほど入っておりました。今朝は6本…城内は禁煙となっておりますのでルールをしっかりと守って喫煙できる場所で吸っていただくようお願いいたします。(※STAFFが処分、掃除しました。)#彦根城 pic.twitter.com/CzW9toQZnU
— 彦根城内 鐘の丸売店【公式】 (@kanenomaru_413h) January 5, 2026
投稿には「鐘の丸売店横に置いている防火用水はたばこの吸い殻入れではありません。年末、三が日、毎日ほど入っておりました。今朝は6本…城内は禁煙となっておりますのでルールをしっかりと守って喫煙できる場所で吸っていただくようお願いいたします」と、綴られている。

そして添えられた写真を見ると、そこには「防火用水です。たばこの吸い殻は入れないで下さい!!」という注意書きが貼られているにも関わらず、バケツ内に捨てられたタバコの様子が確認できたのだ。
■「酷すぎる」と怒りの声
こちらの光景は瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「こういうことをするなら、お堀にポイ捨てしてる人もいるのでは…」「自己中な喫煙者が多すぎる」「注意書きすらも読めないのか」「これは酷すぎる」など、怒りの声が相次いでいた。
また「フタをつけてみたらどうでしょう」といった具合に、店側にアドバイスをするユーザーの姿も散見されている。
そこで今回は、彦根城のポイ捨て事情について、鐘の丸売店に詳しい話を聞いてみることに。その結果、付近にあった喫煙所が撤去されてからこうしたポイ捨てや、禁煙区域での喫煙が見られるようになったと判明したのだ。
■「知っとるわ!」と逆ギレ喫煙者も

鐘の丸売店としては、そうした喫煙者を見かけるたびに注意を行っているという。
喫煙者の反応について、売店の担当者は「以前あった喫煙所が撤去されたことを知らず、そのままの感覚でタバコを吸ってしまった人もいらっしゃるようです。こちらが注意すると、申し訳なさそうに謝罪して火を消し、タバコを持ち帰ってくださる方もいらっしゃいます。しかし中には『知っとるわ!』と、逆ギレされる方もいらっしゃいます」と、語る。
また、Xユーザーからのアドバイスを真摯に受け止め、日本語・英語・中国語の3カ国語で注意喚起の張り紙を作成するなど、新たに様々な対策を講じているそうだ。
こう聞くと「やはり外国人の仕業か」と感じた人もいるかと思うが、鐘の丸売店曰く「喫煙者の9割は日本人」だという。国宝の美しさに触れる前にまず、自身の心を美しく保ちたいものだ。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
・合わせて読みたい→「ここでポイ捨てしたら呪われる」の注意看板、異様な説得力が話題に 1万6千人が亡くなった地と判明
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




