大谷翔平・佐々木朗希・ダルビッシュ有の“共通点” 「なかなか真似できない」吉井理人氏が語る 

メジャーで活躍する大谷翔平、佐々木朗希、ダルビッシュ有。「素質がすごいんで。はっきり言って…」と吉井理人氏が指導方法を語る。

大谷翔平・ロサンゼルス・ドジャース

元千葉ロッテマリーンズ監督の吉井理人氏が12月30日、YouTube『岩本勉チャンネル』に出演。メジャーで活躍する日本人投手の共通点を明かした。

【今回の動画】吉井氏が語るコーチング技術


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■大谷翔平らの共通点

プロ野球界で数々の名投手を送り出してきた吉井氏。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平と佐々木朗希、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有という日本が誇る3人の怪物たちも指導してきた。

「この3人に共通して言えることは、好奇心が強い」ことだと語る。

「これはどうなっているんだろう?」「あいつはどうしてあんなボールが投げられるんだろう?」と興味が尽きず、自分で工夫して練習するといい「いつもモチベーションが高い。これは素質。なかなか真似できない」と話した。

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■じつは「見ているだけ。何もしていない」

3人への指導について「素質がすごいんで。はっきり言って、見ているだけでした。何もしていないんです」と振り返る。

吉井氏がコーチングにおいて重要視しているのは、選手自身の「主体性」。 「やらされてうまくなる」よりも、「自分で考えてやったからうまくなった」ほうが選手も幸せなのではと述べる。

例え教えたいことがあっても、それを押し付けるのではなく、あたかも「選手自らが気付いた」かのように導くのが理想だとした。

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■応用できる智慧

吉井氏の「何もしていない」という言葉からは、指導者としての究極の到達点を感じた。

多くの指導者は、自分の知識を誇示するために教えすぎる傾向にあるが、吉井氏の場合は好奇心に従って試行錯誤する過程を邪魔せず、その環境を整えることに徹する。

あえて1歩引いて「選手自身が気付いた」かのように演出する手法は、現代のあらゆる組織マネジメントに応用できる智慧だと思った。

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