元プロ野球審判、誤審の後に“起こったこと”を告白 「心臓が止まって…」「3割は命を落とす」
1軍デビュー戦で起きた大誤審。ストレスで心身が崩壊し、車を運転しながら「このまま壁に突っ込んだら死ねるんだろうな」と考えたことも。
■1軍デビューで大誤審
正確で当たり前とされ、1度のミスで激しい非難を浴びる審判。坂井氏は2010年8月15日、京セラドーム大阪で行われた阪神タイガースと東京ヤクルトスワローズの試合で1軍デビューしたが、金本知憲氏の天井直撃の飛球をめぐりミスを犯す。
フェアゾーンに落下し、当時のルールではインプレーとなるはずだったが、坂井氏はファウルと判定。この誤審により、グラウンドルールの適用を誤ったとして厳重戒告と出場手当の減額処分を受けた。
■「3割は命を落とす」と告げられ…
ミスジャッジの重大さを痛感するあまり、心身が崩壊。「その後、色々メディアで報じられて。福岡で倒れて、本当に死にかけた。心臓が止まって。原因は分からないですけど、恐らくストレス。何週間後かの高知遠征で。息ができなくなって、病院に救急搬送されて緊急入院。『3割は命を落とす』『99%普通の生活できないよ』って医者に言われて。奇跡的に治ったんですけど、本当に死にかけましたね」と振り返る。
車を運転しながら、「このまま壁に突っ込んだら死ねるんだろうな」と考えたこともあったという。
■審判のストレス発散方法
先輩審判には睡眠導入剤を飲む人もいて、坂井氏も医師に持っておくよう言われたことが…。
ストレス発散は大事で「お酒飲む人もいればギャンブルする人もいる。きれいなお姉さんの店に行くとか。『何でもいいからストレス発散方法を見つけなさい』って」と助言を受けたと明かした。
華やかなプロ野球の舞台裏で、ジャッジ1つをめぐって死の淵を彷徨う人もいたという衝撃事実。命を削って試合を支えていることを、我々は知っておくべきかもしれない。





