元プロ野球審判、誤審の後に“起こったこと”を告白 「心臓が止まって…」「3割は命を落とす」

1軍デビュー戦で起きた大誤審。ストレスで心身が崩壊し、車を運転しながら「このまま壁に突っ込んだら死ねるんだろうな」と考えたことも。

NPB

元プロ野球審判員の坂井遼太郎氏が12月19日、野球解説者・阿波野秀幸氏のYouTube『阿波野チャンネル』に出演。審判という職業の過酷な裏側を明かした。

【今回の動画】坂井氏が告白「心臓が止まって」


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■1軍デビューで大誤審

正確で当たり前とされ、1度のミスで激しい非難を浴びる審判。坂井氏は2010年8月15日、京セラドーム大阪で行われた阪神タイガースと東京ヤクルトスワローズの試合で1軍デビューしたが、金本知憲氏の天井直撃の飛球をめぐりミスを犯す。

フェアゾーンに落下し、当時のルールではインプレーとなるはずだったが、坂井氏はファウルと判定。この誤審により、グラウンドルールの適用を誤ったとして厳重戒告と出場手当の減額処分を受けた。

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■「3割は命を落とす」と告げられ…

ミスジャッジの重大さを痛感するあまり、心身が崩壊。「その後、色々メディアで報じられて。福岡で倒れて、本当に死にかけた。心臓が止まって。原因は分からないですけど、恐らくストレス。何週間後かの高知遠征で。息ができなくなって、病院に救急搬送されて緊急入院。『3割は命を落とす』『99%普通の生活できないよ』って医者に言われて。奇跡的に治ったんですけど、本当に死にかけましたね」と振り返る。

車を運転しながら、「このまま壁に突っ込んだら死ねるんだろうな」と考えたこともあったという。

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■審判のストレス発散方法

先輩審判には睡眠導入剤を飲む人もいて、坂井氏も医師に持っておくよう言われたことが…。

ストレス発散は大事で「お酒飲む人もいればギャンブルする人もいる。きれいなお姉さんの店に行くとか。『何でもいいからストレス発散方法を見つけなさい』って」と助言を受けたと明かした。

華やかなプロ野球の舞台裏で、ジャッジ1つをめぐって死の淵を彷徨う人もいたという衝撃事実。命を削って試合を支えていることを、我々は知っておくべきかもしれない。

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