道路の“思わぬ罠”に危うく逆走しそうになり… ドライバースクール校長「あれは間違えるわ」
年末年始、慣れない道路の運転も多いこの時期。全国の高速道路で190ヶ所あるという平面交差で、逆走をしやすい“リアルな状況”について紹介し、注意を呼びかける。

年末年始、帰省などで普段は運転しない道を走るという人も多いこの期間。慣れていない道では、うっかり標識などを見落としたり、ミスが起こるものだ。
そうしたなか、逆走が起きやすい道路の“思わぬ罠”について、おもいやりペーパードライバースクールで校長を務める大瀧賢治代表が指摘している。
■出入口の標識が…
過去に大瀧氏が、公式YouTubeチャンネル『おもドラ【おもいやりペーパードライバースクール】』で、高速道路で起きやすい逆走事故について配信。逆走事故は年間200件以上発生しており、その半数が道間違いによるものと説明。
大瀧氏も、高速道路での教習の際に、ドライバーが危うく逆走しかねない状況に遭遇したことを明かし、注意を呼びかける。
公開された映像を見ると、パーキングエリアの出入口には逆走しないように、目立つ黄色と赤を使った、車両進入禁止の標識が立てられている。

その横には、古ぼけて色あせた、小さな進入禁止の看板があり、大瀧氏は「かつてはたぶん、このすごい、古い見えにくい標識しかなかったけど、こうやって新しく追加してくれているわけですね」と話す。
■「もしかしたら来るかも」心構えを
パーキングエリアやサービスエリアには、必ず本線へ向かう方向を示す標識がある。「これを間違えると逆走になるわけですね」と話し、必ずこの標識を確認するように強調する。
さらに大瀧氏は「逆走車はいないと思いますけど、もしかしたら来るかもしれない。重要なのはビックリしない、驚かない。祈らない、願わない。これが大事です。平常心。右側の車線が、逆走車からしたら左側通行なので、逆走してくる車はこっちの車線(右の追越車線)に来るパターンが多いですね」と心構えについて説明する。
■誤って逆走しかけ「あれは間違えるわ」
しかし、一旦高速を降り、再び入口に向かうと、道路は平面交差に差し掛かり、ドライバーが誤って反対側の道路に進入しそうになる場面が。
慌てて大瀧氏が「そっちじゃない」と正しい道路に進んだが、撮影の日は雨が降っていたこともあり、「きょうは雨が降っているからなおさら分かりにくかったでしょ。右に曲がってまさか平面交差とは思わないから。立体交差じゃないから。一瞬どっち行っていいかわかんなかったよね」と語った。
さらに、本線へ向かうカーブで、逆走しないように進行方向に赤、対向車側には青と、地面が色分けされていたものの、雨で路面が濡れていることに加え、色が薄くなっているため「これは見えにくいな。標示が赤いペンキが薄すぎて分かりにくいですね」と指摘。
「これ、夜だと全然分かんないだろうな。雨っていうのもあるけど…。まああれは間違えるわ…」と思わぬ罠にも注意を促した。

■全国に190ヶ所
日本の高速道路においては、法律上はすべての交差部を立体交差によって建設することが定められているが、さまざまな理由から平面交差として交差点を設けるケースが。
大瀧氏の話では、全国に190ヶ所の平面交差が存在。「平面交差、正しくは平面Y型。皆さん、ぜひ気をつけてくださいね。旅先なんかでは事故に遭わないように楽しい車の旅にしてほしいなと切に願います」と呼びかけている。
この記事は2025年8月11日に公開された記事を編集して再掲載しています。




