高速道路で「逆走車」にもし遭遇したら… すぐに“とるべき行動”と3つの対処法
年末年始は、普段あまり車に乗らない人や、慣れない場所を走行する人も増える時期。高速道路でもしも逆走車に遭遇した場合、どのように行動すればいいのだろうか?

年末年始の帰省で、普段あまり運転をしない人や、慣れない道を走る人も多いこの時期。
高速道路での逆走事故は毎年200件以上発生しており、その約半数が道間違いによるもののため注意が必要だ。思わぬ逆走車との遭遇に備えて、事前に知っておいたほうがいいことをおさらいする。
【今回の動画】万が一、逆走車に遭遇したら…
■「逆走車有」表示を見たら…

おもいやりペーパードライバースクール代表の大瀧賢治氏が、過去に公式YouTubeチャンネル『おもドラ【おもいやりペーパードライバースクール】』にて、逆走車に遭遇した場合の対処法を詳しく解説した。
逆走車が発見されると、道路の電光掲示板に「この先 逆走車有 走行注意」といった表示がされることも。
この表示がある場合、「間違いなく逆走車が来ている。いつ来てもおかしくない状況なので、最寄りにパーキングエリアやサービスエリアがあれば、そこにもう早めに避難をしていただきたい」「なければ路肩とか退避路に避難をしていただく。ちょっと様子を見ていただきたい」と呼びかける。
■基本的に「走行車線を」
また、「基本的には走行車線を走っていたほうがいいと思います」と指摘。
「相手は逆走の認識がない場合、左側通行という認識で走ってくるので、追越車線よりは、走行車線の左側を走っていたほうが安全。逆走車は追越車線のほうを逆走してくる可能性もあるので」と述べる。
「くれぐれも遭遇したときに慌てないように、来るのが当たり前、来ないほうがおかしいという。そういうメンタルで、ハンドルを握って目的地まで行って、安全に帰ってきていただきたいと思います」と話す。
■1~4秒で対応
大瀧氏によると、高速道路を時速100kmで進む車は秒速で28メートル進む。対向車も同じ速度で走っていると1秒間で56メートル、2秒で112メートル進むことになり、「ものの1~4秒で対応していかなきゃいけない」と強調。
そのため、「くれぐれも(逆走車に)ビックリしない、驚かない。メンタル大事です」とし、「なるべく先のほうも視野に入れておいてください。200メートル、300メートル先のほうも見てください」とできるだけ冷静に対処するよう呼びかける。
■実際に遭遇したら…
実際に逆走車に遭遇した場合には、1つ目の対処が「減速すること」で、「ブレーキ。思いっきりブレーキかける必要はなくて。それはそれで危ないので。そこそこ強いブレーキで、まずは自分の車速を落とす」と解説。
続いて「浅い角度でハンドル操作を行う」で、「キュッとやらないように。じわりじわりと。あまり急ハンドルしてしまうと、自分がコントロールを失って危ないので。なるべく浅い角度で」と説明する。
■路肩や退避路に早めに避難
3つ目は、「可能であれば」として、「クラクションで逆走を知らせる」を挙げ、「相手に逆走ですよ、っていうのをクラクションなんかで鳴らしていただければいいかな」と語る。
最後は「路肩や退避路に停めて避難する」で、「安全な路肩とか退避路に停めて避難していただければ。第1発見者の可能性もあるので、110番とか、道路緊急ダイヤル#9910に電話をしていただくことですね」としている。
この記事は2025年8月9日に公開された記事を編集して再掲載しています。




