『ドラクエ2』リメイク、ムーンブルク王の断末魔「ぎょえー!」が大幅修正 「ガッカリです」と戸惑いの声も…

リメイク版『ドラクエ2』で、ムーンブルク王の断末魔「ぎょえーーっっ!!」に修正が入ったことが判明。ファンからは「カッコよくなってる」と、戸惑いの声が上がった。

10月30日、HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』(以下、『ドラクエ1&2』リメイク)がリリース。

『ドラクエ2』リメイクのオープニング冒頭にて確認できる「細かすぎる修正点」に、驚きの声が上がっている。


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■ゲームのリメイクに付き物な「修正」

ゲームにおける過去作品のバランス調整は「上方修正」と「下方修正」が非常に重要。

敵味方問わず強すぎるキャラクターやシステム、技や呪文には下方修正が施され、いまいち物足りない性能には上方修正が施される。

これだけだと非常に簡単な調整に思えるかもしれないが、バランスを少し間違えるだけで難易度がヌルくなってしまったり、反対にとんでもない鬼難易度のゲームに生まれ変わってしまう。

なお、『ドラクエ2』はオリジナルのファミコン版が非常に難易度の高い「鬼畜ゲー」として知られており、最初のリメイクに当たるスーパーファミコン(以下SFC)版にて、様々なバランスが見直されることになった。

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■王の断末魔、「ぎょえーーっっ!!」

1993年リリースのSFC版リメイクでは、オープニングにも追加要素が施された。

オリジナル版では、魔物たちの襲撃を受けたムーンブルク王国の兵士が息絶え絶えに現れ、王、ローレシア王子(主人公)に警告を発し、息絶えるところから物語がスタートする。

しかし、SFC版ではムーンブルク王国が襲撃を受けるシーンが追加。これにより、ムーンブルク王が呪文を使って魔物たちと奮闘する描写が見られるようになった。

しかし善戦むなしく、背後から魔法攻撃を受けたムーンブルク王は絶命。断末魔の叫びは「ぎょえーーっっ!!」というもので、シリアスなシーンにも関わらず間の抜けたシュールな悲鳴は、長年に渡ってファンに愛されている。

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■令和のドラクエ、「ぎょえーーっっ!!」を削除

さらに時は流れ、現代。なんとムーンブルク王に、予想外の上方修正が施されることに。今回はSFC版以上に派手で強力な呪文を用いて魔物たちの撃退を図るだけでなく、ボイスが付いたことで理知的で深みのある人物像が描写された。

『ドラクエ2』リメイク
© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX

しかし、ムーンブルク王の設定が盛られ、カッコよくなればなるほど、その後の「ぎょえーーっっ!!」とのギャップが凄まじくなってしまう。このことを心配(期待)し、ヤキモキ(ドキドキ)しながらオープニングを見守っていたプレイヤーは多いことだろう。

しかし、背後からの攻撃に屈した彼の口から出た悲鳴は「ぐぉぉぉぉー!!」というものであった。

こちらを受け、X上には「ムーンブルク王の最期、『ぎょえー!』じゃないのか」「ムーンブルク王の断末魔、カッコよくなってるじゃん」など、変化に気づいたユーザーからの声が多く見られた。

また「『ドラクエ2』リメイク、概ね満足なんだけど『ぎょえー!』の改変だけは許せない」「ムーンブルク王の『ぎょえー!』が聞けない悲しみ」といった具合に、修正を嘆く過激派からの意見も多い。

やはり、ボイス付きのゲームで「ぎょえーーっっ!!」という台詞を採用するのは「あまりにシュールすぎる」と、開発側に判断されたのだろうか。


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この記事は2025年11月19日に公開された記事を編集して再掲載しています。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。『ドラクエ2』リメイクで、サマルトリアの王子が大好きになった。

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(文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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