暖房の設定温度は「何℃」が正解? 電気屋が教える、節電しながら“暖かくするコツ”は…
暖房の際に気になる、エアコンの「設定温度」。電気屋「栄電気」店主の沼澤栄一氏が、設定の“正解”について解説し、節電のコツについても語っている。

暖房を使い始めると、気になるのがエアコンの設定温度だ。節電なども考えると、何度にすればいいのか迷うところだ。
東京・亀戸の電気屋「栄電気」の店主・沼澤栄一氏が、YouTubeチャンネル『栄電気(沼澤栄一)沼ちゃん』にて、エアコンの設定温度の「正解」について説明している。
■環境省は室温「20℃」推奨
室内の温度について、環境省は「20℃」を推奨している。しかし20℃と聞くとかなり寒いようにも感じる。
沼澤氏は、「外の環境によって違いますし、部屋の断熱性によって違いますからね」としたうえで、「(エアコンの)設定温度を20℃にするっていうんじゃないですよ。部屋の温度を20℃にしたほうがいいっていうこと」と強調。「だからそこまで、実際には(エアコンを20℃に設定しても、室温は)20℃まで上がらないんで、23℃、25℃の設定温度でいいと思います」と話す。
■温度を上げなくても「そこそこ温かくなる」
ただ、やはり気になるのが電気代だ。そこで、エアコンの設定温度を上げなくても「そこそこ暖かくなるコツ」も紹介。
まず1つ目が「風向きを下向きに出す」こと。「温かい空気って、上に溜まっちゃうんで、下向きに出してください」と説明する。
■サーキュレーターや加湿器の活用を
2つ目に「空気を混ぜること」を挙げ、「サーキュレーターとか扇風機を使って、天井に向けてください。そうすると上の暖かい空気は下に下がってきますよね」と述べる。
3つ目は「湿度を上げること」。乾燥対策で加湿器を使う人も多いが、「体感温度が上がるんですよ。湿度が上がると。これ本当重要です」と強調した。
■節電効果は1℃につき10%
ちなみに、エアコンの設定温度を1℃下げることで、節電効果は10%上がるともいわれている。沼澤氏は「風向き、空気の循環、湿度、これをうまくやって節電につなげてください」と呼びかけている。
「推奨温度」と聞くと、エアコンの設定温度かと思ってしまうが、確かに多くの場合、エアコンの設定と室温が同じ温度になるとは限らない。なるべく節電を心がけつつ、快適に暖かく過ごせる工夫をしていきたいところだ。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)




